教育は誰しもが受けてきたことであり、それは家庭や学校、出会ってきた大人達で様々である。

世の中で求められる力も変わり、
学校教育が大きく変わる中で、我々親も教育の価値観をアップデートする必要が出てきた。

それらは、自分達が経験してきた
教育の考え方と価値観、進路(キャリア)を指す。

どうしても親は自分の通ってきた道が一番正しいと思い込み、その固定概念を無意識に子供に押し付けようとしてしまう傾向がある。

教育は様々な実験がなされた統計学や科学の進歩により、昔では考えられなかったことが今では当たり前になっている。

部活動で水を飲んではいけない!というような精神論から科学的な新しい考え方、そしてそれらを学び、使いこなし、生き方そのものに焦点を当てた考え方が必要になってきている。

しかし、我々親が教育をアップデートをすることにとても抵抗感があるのは事実である。

何故なら、今までの自分を否定しているような錯覚に陥るからであり、

実は、この現象が起こるのは第二フェーズの悩みで、第一フェーズは教育の正しい知識を得る、勉強することであるので、錯覚や葛藤が起こるということはきちんと勉強している証拠であると思うが、なかなか受け入れがたいことで。

グローバル化やらAI化やらアクティブラーニングなどの教育改革といろいろ変わることはわかっているんだけどよくわからない!

これは大半の人に当てはまるようである。


子供の進路について良く議論になるが、勉強不足な親ほど「子供の意見を尊重する」と言う。

子供は進路の選択肢(知識)を持っていないのにそれは随分と酷である。もちろん、高校生位になれば自分で得た知識を基に選択することができるが幼少期から中学生にかけてはまだまだ親の知識と力がとっても必要である。

まずは、我々親が教育についての正しい知識を身に付けること、そして固定概念をアップデート(否定的でなく)することが今後の教育においては重要になる。

子供に取ってのファーストプレイスは、絶対に家庭であるのだから。