教育について日々様々な研究をしているのですが、世界で最も頭が良いと言われるユダヤ人の幼児教育ってどんな感じなのか。

ユダヤ人の出身として有名なのがアインシュタインやフロイト、マルクスといますよね。
世界の大富豪率が高いとかいろいろユダヤ人はすごい!というデータがあるのですが、ユダヤ人の平均IQは94と世界的に見ても高いとは言えません。(日本は世界ランキング4位で105)

その他、しっかり教育を受けた子供とアボリジニの子供のIQを比べるとアボリジニの子供は119と1標準以上教育を受けた子供より高いというデータがとれました。

このデータから、
IQが高い = 社会で活躍できる。
IQが高い = 生き抜く力がある。

と言うことが成り立たなくなるわけです。

IQを高める幼児教育が一時的に流行りましたが、これは今後の教育改革においてもそう、ほとんど意味を成さないものになります。

では、ユダヤ人の幼児教育でどんな事をしているのか、共通点があるようです。

長くなるので要点だけまとめると。

①勉強しろと言わない
②様々な本が家に沢山あり、自然と読む環境を作っている
③子供にいろいろな選択肢(経験)をできる限り与えてあげる
④お金を稼ぐことはよいことだと教える
⑤お金の稼ぎ稼ぎ方を教える
⑥これなに?という疑問に持つことを大切にしている
⑦学ぶことの楽しさや得た知識の使い方を教える

ユダヤ人の歴史背景や宗教背景もあり、このような教育が磨かれていったと言われています。

日本人の文化としては難しい事柄だらけですが、実は今後始まる教育改革とユダヤの教えはかなり近いところがあります。

それは「非認知教育」が大切だといことです。

IQのように数値で計測し一喜一憂するのではなく、子供の将来を長い目で考え積み重ねていくことが大切です。

親としては結果をすぐに求め、数値など目に見える成果でホットしますが、よくよく考えればそれは大学に入るまでで、大学在学中、社会人と親の教育が行き届かなくなる時に親として一番ホットしたいものです。

ユダヤの教育を全て真似るのは難しいと思いますが、親として心得ておくだけでも損はないと思います。