当スクールでも子どもの「小さな成功」を見つけて教えてあげて下さい!

とスタッフ・講師・保護者にも伝えているが、この「小さな成功」が何なのか?どのレベルを成功と呼ぶのか?

 

よくわからない!という声があったので少し解説します。

 

子どもの成長期において、承認欲求を満たすことで自己肯定感を高めて「自信」をつけてあげることがとても大切です。

 

簡単にいうと、「認めてあげて」「褒めてあげて」が自己肯定感を高めて自信のある子が育ちます。

自信のある子は前向きで明るく、何事にもチャレンジ精神があります。

 

いやいや、うちの子はそんなに認めて、褒めることなんて滅多にないよ!という声もよく聞きます。

そういった親は、子どもに対して求める成功レベルが非常に高いのです。

よくある例として、テストで100点を取ったら褒めて、次に95点だと褒めずに「なんでこんな簡単なミスするのよ!」と言う。

 

これは成功レベルとしてはとてもハイレベルなことで、

且つ結果に対して褒めることだけを考えていると「小さな成功」はいつまでたっても発見できません。

 

「小さな成功」とは、いつか大きな成功を収めるための練習ではなく、日々の「小さな成功」の積み重ねが自己肯定感の高い子に育ち、自分の思う幸せを見つけられるものである。

 

そしてその「小さな成功」とは、日常の「当たり前」のことを指していて、決して難しい行動や結果に対して認めることではないのです。

 

この「当たり前のこと」とは、

ただ自分で朝を起きただけなのに、「今日は自分で起きれて凄いね!昨日は早く寝れたもんね!」

「ご飯全部食べれて凄いね!ママ嬉しいな」

「挨拶がきちんとできたね!凄いね!私も見習おう!」

 

と日常の事を徹底的に褒めて認めてあげることです。

 

え~面倒くさい!6歳くらいまではいいけど、小学生になったらそんなこといちいち言わなくても、当たり前でしょ!

という声が聞こえてきそうです。笑

 

これにチャレンジしていると親としても小さな成功発見スキルが身に付きます。

子どもをよく観察するようになり、子どもが何を考えてどんな思いでその言動をしたのかがわかるようになってきます。

そうすると子どもとのコミュニケーションも円滑にまわるようになります。

 

親子で小さな成功レベルが上がっていきます!!

 

簡単なことです。

ママは、子どもが生まれる寸前まで「元気な子が生まれてきますようにと願います。」

そう、子どもの一つ一つの行動が成功なんです!

今元気でいることが成功なんです!

 

是非、言葉にして「小さな成功」を発見してあげて、子どもに教えてほしいと思います。