結論から言いますと


痛みとは、脳の認識と身体の状態の不一致です





意味がわからないとおっしゃられるかもしれませんがシンプルに言うとこういうことになります


まず、脳の認識と言うのは


私たちは専門学校や大学の授業で、体制感覚というものを学びます


これは体の領域に対応した脳の領域区分のことでホムンクルスと呼ばれます


これらは無意識に身体からの感覚を脳に伝えて


位置情報、今どういう状態にあるのかを
たえずインプットしています


もし、指先をケガしたら


指先から、脳の対応する部分に信号が送られ


痛みを発生させます


傷口が治ると痛みも引いていきます





もし、ケガをして、無理に動いたりして長い間痛みが残ったままで、ほったらかしにしていたらどうなるのか


痛みを送る神経と脳の繋がりが強くなり、患部の状態が良くなってきても痛みが出てしまいます


さらに、脳は可塑性と言って環境によって変化していく性質がありますので


痛みのある状態、身体が変形したりした状態が普通になっていきます


普通になるというのは脳がその状態を基準として判断するようになるということです


つまり良い方向に施術で促しても


痛みが強く出てしまうようになるということです