こんばんは。川鍋です。
はり好きな方、マッサージ好きな方で
時々「強めでお願いします」と仰る方がいます。
きっと身体が刺激やその強さに慣れてしまっているのでしょう。
ただ身体を改善すると考えると
やみくもに強い刺激がいいとは限りません。
身体にはもともと気配を感じるなど
皮膚が感知する能力というのがあって
刺激を与える前から敏感に察知しています。
肌にふれる前から敏感なのに
肌に触れた途端強い刺激を受ける
はたして身体はそれを心地よいと感じるでしょうか?
強くするより弱くするのが
難しいとよく言われます。
はりやマッサージも強くするのは簡単です。
その時はきっとすっきりしたと感じても
それが身体の改善につながっているとは限らない。
力任せのやり方よりも
力を使わずに筋肉をゆるめていくはりやお灸。
身体を緩めるのに強い力ではなく
心地よい圧や的確な治療で症状を改善していく。
川ナベはり灸院では
多くのはりやお灸を使って刺激をするのではなく
出来るだけ少ない刺激で
症状の改善につながるようにしています。