なかにし礼と阿久悠と三木たかし。 | 生野区南巽の元高槻かわむら歯科院長の元気の出る!ブログ

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たまたまYouTubeで、なかにし礼と阿久悠のライバル物語というテレビ東京の番組の
1時間半くらいのを見て、その流れで阿久悠と三木たかしの物語も続けて見たと。

僕は日常は全く昭和歌謡は耳にしないが時々聴きたくなる時があります。演歌とかも
滅多に聴かないが、そういう気分の時は聴くと。

なかにし礼✖️阿久悠物語

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昭和の作詞家・作曲家に対するリスペクトは元々あり、筒美京平師匠については前も
書いた事ありますが、なんだかんだ言ってもプロを感じます。歌謡曲って僕らが
子供の頃は歌番組も多く、アイドルだけじゃなく大人の歌手も多くて、味わい深いと。

流行歌って実は相当難しくて、大体が3分ほどで起承転結を作らないとダメだし、
歌番組でも個性がないと残れない。様々な切り口で色んな曲を作り出すプロの作詞家
作曲家ってオーダーに合わせて八面六臂なテイストの曲を作り出す。


如何に売れるような曲を作るか? イメージに合った、時代に合ったモノを作るって
簡単じゃない。誰もが耳にして心地良かったり、新鮮味を感じたりと大衆芸能だから
こその戦略もあるし、思い通りいかない事も多々。

歌手の声域に合わせた曲を作るとか、見た目や声質に合わせたイメージ通りのモノを
如何に作れるか? 違和感なく、最大限に魅力を引き出す為の戦略や売り込み方、
そういう裏方次第で売れる売れないがハッキリ出る。


しかも全くタイプが違う歌手に対して全然色合いの違う曲を同時期に提供する。凄い。
プロフェッショナルやと。僕はプロ野球だ大好きなのもあり、小さい頃からプロに
対する憧憬があったと。特別な能力を持った集団だからこそ、魅力がある。

僕もたまたま歯医者というプロの世界に飛び込み、芸術的な要素が必要な職業に就き
より一層プロに対する尊敬の念を抱くようになりました。同業の先生は勿論、プロの
料理人であるとか、陶芸家や書道家、そういう職種の方々に対する興味が更に
深まったと。


僕は日常は同じアーティストのアルバムやライブを続けて聴く事が多く、ランダムに
聞く事自体が無いと。今も久々に永ちゃん=矢沢永吉のライブ音源を聴きながら
この文章を書いてますが、どちらかというと一人のアーティストの世界にどっぷりと
浸かりたいタイプ。

ただ、昔のテレビ番組じゃ色んな歌手が競演するのが日常であり、そこでどれだけ
個性を出せるのか? 爪痕を残せるのか? が勝負やったと。持ち時間である3分で
勝負する。1時間番組のたった3分。どれだけ歌手の世界観に巻き込めるか?


まさに競争。詰まり競演。切磋琢磨があるし、違いを魅せつけないとアカン。
その歌手にしか無い強みを如何に発揮するか? この辺りに周囲の力で生きるって
あって、プロジェクト力が要求される。似ているとダメ。どれだけ個性を示せるか?

そういう難しい要求に、なかにし礼も阿久悠も三木たかしも応えてこられたというのが
よく分かる番組構成で唸りました。流石やと。本物は違う。数々のヒット曲を提供して
きたのも凄いが、同時期に複数のアイドルも演歌歌手も売れるようにして来たのが
凄過ぎます。


全然タイプが違おうが、オーダー以上の結果を残す。僕ら歯科の分野でもそうで、
入れ歯と虫歯の治療や矯正治療、抜歯などの外科治療、子供さんの治療と似ているよう
でも全く違う治療に応えるってあって、非常に似ていると。

求められるものに応えるって非常に難しいながら、楽しい。僕らプロ根性の魅せどころ。
様々な患者さんの要望に応えるって僕は大好きです。だから専門医になりたいなんて
一回も思った事ないと。


僕ら町医者はGP=General Practitionerと呼ばれる一般開業医ですが、歯科の分野に
於いては出来る事が多く、守備範囲の広さが問われますし、どれだけ専門的な知識を
持ってるか?で違いが出ます。

それだけ学べば違いの出る仕事であり、自分ができる事が増えれば多くの患者さんに
とってメリットがある。僕も入れ歯の治療も得意ですが、小児歯科や親知らず抜歯、
CR=コンポジットレジンという歯と同じ色の詰め物、様々な治療に精通していると。


矯正治療もできますし、外科治療も得意。なんだかんだと間口が広い。歯磨き指導も
得意分野で患者さんのお口の状態が良くなるケースが多い。なんせ患者さんの歯の状況
が良くなることに関して今まで学び続けてきましたんで。

そういうニーズに応えるって大事だと思います。何でも屋であろうと、各分野を
掘り下げて対応できれば違うと。専門家の先生には及びませんが、近付く事は可能。
プロなら患者さんのお悩みに応えないと。


同じ臭いをプロの作詞家・作曲家には感じます。まぁ実際はもっと凄い。
なんせ時代を担ってきた名作詞家&名作曲家。レベルが違います。トップレベルですし
彼ら彼女らの作った曲を聴くと震えるほど。

当時の歌手たちも凄い。石川さゆりも岩崎宏美も森進一も都はるみも八代亜紀も凄い。
個性の塊やし、基本的に歌が上手すぎます。声も個性的ですし、歌っている時の表情も
凄みが違う。


いい番組を見させて頂きました。色々な事を学ぶことができましたし、懐かしい映像も
たんまり。たまには昭和歌謡も、アリですぜ♬ ( ̄∀ ̄)ニヤリ☆彡💓\(^O^)/💓