今日は母の命日です。
何度この日がきても母が色あせる事はない。
会いたい気持ちは膨らむばかり
会えない事は分かっているけれど
寂しい
母がいなくて本当に寂しい
だめだ
また胸がはりさけそう
でも知って欲しかったの
この人がいた事で今の私がここにいるって
私の顔も声も弱さも強さもこの胸も
この人から受け継いだものだって
そして伝えたかったのは
私は本当にバカな娘だったって事
親はいつまでもそこにいてくれると思っていたから
どんな時もそこにいてくれるんだと信じていたから
ある日突然
風船が割れたように消えてしまうんだ
そんな事もあるんだよ
探してももうみつからないんだ
私のなくした大切なかけら
それはあなただったんだね
かたいかたい人の様な形をした抜け殻は
もうその人ではないんだね
私は知ってる
神様なんていない事
「私の命と引き換えにこの人を助けて下さい」
私は何度も祈ったのに
ありがとうも言えなくて
大好きだとも言えなくて
それを抱えたまま大きくなっていくのは
本当に苦しいね
失ってどれだけ大きな存在だったかをその時に人は初めて知ると言うのだけれど
それじゃ遅いんだ
それじゃ 遅いんだよ
だから大切にして下さい
今 側にいる人を
だから伝えて下さい
言葉でしっかりと
愛していると
あなたを送る為に書いた
「Mamok」 と 「Siberian Sky」
今でも歌うと胸がいたいよ