『河たれ』が新しくなりました! | カワムラ社長のブログ

カワムラ社長のブログ

日テレ「世界1のSHOW TIME」「行列のできる法律相談所」に出演!サザンのコピーバンドでお馴染みのKAWAMURA BANDのボーカル。112年続いた家具店を閉店後は動画クリエイターとして地上波テレビCMの制作などを手掛けています。

カワムラ家具閉店のお知らせと同時に

 

お客さまからお問い合わせを多くいただいたのが

 

「タレはどうなるの?」でした。

 

本当にありがたいことです。

 

最初は冗談のように発売に漕ぎつけた

 

「河村社長の焼肉のたれ」もお陰さまで

 

9年目を迎えました。

 

そしてこの度、発売以来初めての

 

リニューアルと相成りました。

 

 

今回のリニューアルには「河ぽん」で

 

お世話になっている山口県の「桑田醤油」さんの

 

大きなお力添えをちょうだいしました。

 

これまでも多くのお客さまに愛していただいた

 

僕のタレですが、今回のカワムラ家具閉店と共に

 

心機一転、新たな取り組みに挑戦です。

 

それは、より「本格的に」そしてより「美味しい」ものに

 

進化させたいというものです。

 

桑田醤油さんの大きな特徴は、何と言っても

 

「木桶熟成」という昔ながらの製法です。

 

 

 

古くから日本では、醤油を作るのにはこの「木桶」を使った

 

製法が取られてきました。

 

しかし時の流れと共に次第に機械化が進み

 

今では日本中の醸造所のほとんどが機械による醸造となり

 

木桶による醸造は全体のたった1%しか残っていないそうです。

 

但しこれは良い悪いの差ではないことを前置きしておきますね。

 

何が違うのか、です。

 

木桶醸造の場合、木桶に長く棲みついた酵母菌などの微生物をそのまま

 

同じ樽の中で生かすことで時間をかけじっくりと熟成させることで

 

その樽でしか出来ない独特の味が仕上がっていきまた

 

それが長年にわたり受け継いでいく味となっていく、

 

そう言った特徴があるのが「木桶熟成」という製法です。

 

一方、現代の機械化が進む醸造所では

 

ステンレスのタンクにその都度微生物を人工的に投入し

 

短時間で大量のお醤油を生産していきます。

 

そして毎回タンクを洗い流し常に一からの状態で生産していくので

 

衛生面といった観点で行くとこちらの方が現代には適っている

 

ともいえるでしょう。

 

なので先ほども言った通り双方は良い悪いではなく

 

根本的に製法が「違う」わけです。

 

 

僕がこの度、桑田醤油さんのお醤油を使って

 

リニューアルしたのは、タレのベースとなる

 

お醤油そのものの「深い味わい」そして

 

味の「まろやかさ」に惚れ込んだからです。

 

本当はもっと簡単にしかも安く作れる手段もきっと

 

たくさんあったと思いますが、そのようなタレは

 

すでに市場にごまんとあるし、わざわざ僕が作る意味は

 

当然ないわけですからここはやはりコストよりも

 

「味にこだわった」結果だとご理解ください。

 

にんにくなども以前よりも抑えまた、粘度も抑えました。

 

つまり、より天然に近い味わい、もっと言えば

 

手作りの生ダレにより近づいたと思います。

 

 

 

実際に新しいタレを家で試してみました。

 

予めお肉を漬け込んでみたところ、

 

これが本当に美味しいんです。

 

漬け込みダレとしては間違いなく以前よりも

 

上品でしかも味わい深いタレに進化したと思います。

 

一方、普通のつけダレとして使ってみると

 

前よりも粘度を落としたことでお肉との絡みが

 

たんぱくになり、ずいぶんあっさりした味わいに

 

なりました。ここは正直好みの分かれるところに

 

なるかと思いますが、製作者の僕の見立てでは

 

この新たれこそが最初の頃に苦心惨憺してつくった

 

手作りの味に「戻った」と感じています。

 

そして何処にもない、大手さんが決してやっていない

 

タレにまた一歩進化しました。

 

是非一度ご賞味くださいませ。

 

また、これまでは大容量の500mlしかありませんでしたが

 

この度「おひとり様用」サイズの200mlも

 

発売しました。

 

 

いずれも25日まではカワムラ家具の店頭でお求めいただけますが

 

それ以降はJAさんが運営する「じょうもんさん」「おさかな天国」さん

 

清川の「磯ぎよからず」(磯ぎよしさんの新店)さん、「わた惣」さんなどで

 

お求めいただくか下のネットでのご案内となります。

 

 

 

 

 

【おまけ】

 

 

それでもってやっぱり「河村」のタレを

 

「桑田」さんがつくる!

 

ってのが良いですよね!(笑)

 

お名前だけでもコラボできた感がハンパないっ!

 

※厳密には「桑田醤油」さんのお醤油を使って

下関の「田中醤油」さんに加工、製造を

お願いしています。