前回の記事で、
写真を追記してみて、
日本と中国のチャーハンの違いを
自分でも再認識して、
それで思い出したので、
料理ネタをもう1本、、、、。


天津飯やエビチリが中国には無い
というのは、割とよく知られた話かと
思いますが、

日本にも中国にも有るけれど
日本と中国では、
名前は同じでも中身は別物、
という料理が有ります。

私の個人的見解ですが、その代表は、

回鍋肉(回锅肉,ホイコーロー)

だと思います。

日本では、回鍋肉(ホイコーロー)は、
「豚肉とキャベツの甘味噌炒め」
でしょうか?

豚肉とキャベツをメインに、炒めて
甜麺醤(無ければ赤味噌+砂糖)等で
味付けする、と思います。
    日本の回鍋肉(写真はお借りしました)


これに対して、中国の回鍋肉(回锅肉)は、

キャベツを使わないし、
甜麺醤で味付けしません。

中国の回鍋肉は、
豚肉と葉ニンニクをメインに、
(葉ニンニクはニンニク茎やニラの場合も?)
豆板醤,唐辛子,豆豉,花椒(中国山椒)等で
味付けします。
四川料理です。
当然ながら、辛いんです。

    中国の回鍋肉(写真はお借りしました)


日本の回鍋肉が何故中国と違う物に
なったかと言うと、
日本に回鍋肉を紹介した、
かの陳建民さんが、
当時日本にも有る材料で作りやすい
ようにと考案した物が、
日本中に広まったんだとか、、、。

私は、どちらも好きなんですが、
中国の回鍋肉を知ってからは、
中国の方が好きになりました❤。

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