朝一番、コービー・ブライアントの訃報を聞く。
え、なに、うそでしょ、
いやや、いやや、いややーーーー！！！
泣き叫ぶ。涙止まらない。
うそや。そんなん、うそや！
だけど朝からずーっとNBAチャンネル見てるうち
だんだんと本当のことなんだな、と
本当にもうコービーこの世から旅立ってしまったんだ、と
今、なんとか頭だけでわかりはじめました。
わかりたくない。
だけど本当のことなんやね。
コービー、もう見られへんの？
こないだコートサイドでわろてたやん。
きのうレブロンにおめでとうて
ツイートしてたやん。
え、もう見れへんの？
うそやん。いやや。
でも、本当のこと。ほんとのことなんやね。
そうなんやね。
コービーは、NBA大好きになるきっかけになったひと。
それよりなにより
辛かった時期のわたしに光をくれたひとです。
12年前自分の身に悲しいことが続いて、
音楽というものがまったく聴けなくなった頃がありました。
音楽だけじゃない、映画も本も、心を柔らかくするものすべてに
触れるのが怖くなってしまった時期がありました。
そんなある日ソファに寝っ転がってぼんやり見ていたレイカーズの試合。
一人の選手のしなやかで美しくキラキラと煌めくプレイに目を奪われ
気づいたらもうそのひとに夢中になっていました。
なにこのひと。こんなひと、みたことない。
それがコービーでした。
それからはチーム名や選手名はおろかルールもよくわかっていないNBAに
どハマリして毎日ただただNBAを見続けました。
コービーのいたレイカーズの優勝も２回見ました。
そんなこんなでNBA、というかコービーを追っかけてるうち
ある頃から急に音楽が普通に聴けるようになっていたのです。
ああ、コービーが救ってくれた。
本当にそう思いました。
あの辛い辛い時期を救ってくれたコービー。
また音楽を聴いて感動できる心を戻してくれたコービー。
会ったこともない有名な方の訃報でこんなに泣いたのは初めてです。
まだ信じたくないって心が言うてる。
でもほんまなんやね。
あかん、また涙止まらんようなってきた。
だから心ふりしぼって書きます。
ありがとうコービー。
この世に登場してくれてありがとう。
本当に本当に大好きです。
ありがとうコービー。
