暖さんはもうすぐ5ヶ月。既に9キロ越えだということは以前にお伝えした通りなのですが、抱っこするのも大変。
「横抱き」という支配からの卒業を終えた暖さんは、大人の「縦抱き」にスッカリ気持ちは移行しています。
横抱きだと、ゆりかご状に両腕で包み込むように抱けるので、力が両方の腕に分散出来るのですが、縦抱きは一味違うぜ。
片腕を暖さんのお尻の下に囲い込むようにして乗っけて、もう片腕は背中の辺りを補助的に支える感じ。つまり、体重の全ては片腕にかかるような感じ。
これが腰が座ったら幾分楽になるのかどうか、まだ未知ですが、なにせ片腕に全部乗っかるもんだから、もうポパイよ。
ポパイはセーラーマンだからいいものの、あたしはノーマルマンなので、いや、ヴォルコフノーマンなので、腕がライツー。すなわち辛いよ。
佳代さんは一日中暖さんを抱いたりあやしたりしてるとなると、こりゃ土下座です。
身体バキバキになりますわな。佳代さんありがとう。
でも縦抱きが良いとのクライアントさんの希望なので、仕方がないしね。家に居られるときはなるべく2人で代わる代わるね。
でないと。クライアントさん、泣きわめきますからね。
まあ、どんどん心も体も成長していると言うことでしょう。
あとは暖さん、まだ髪が伸びません。
人によって、赤ちゃんによって様々みたいですが、まだ一向に。
今、まだドリーファンクジュニア位です。
早く髪が伸びてテリーファンク位になれば、女の子っぽくなってくると思うのですが、こちらも気長に待つのみですね。
それにしてもスピニングトゥーホールドって効き目が謎だ。
よく、小学校の頃友達とプロレスごっこしてスピニングトゥーホールドしたのですが、足を絡めて回すと、技をかけられてる人ごとグルグル回っちゃって、一向に関節がキマらない。寧ろ犬が自分の尾っぽを追いかけてグルグル回る様になっちゃう。
下の人を何か、ベルトもようなもので床に固定した上で足を捻らないと当然キマらない訳で、正しいやり方はどうやるんだろうとずっと考えています。
技をかけられる側が床をしっかりと手で踏ん張った上で、足の関節をキメられるという、素晴らしき受け身の精神。
いや、しかし、それが素晴らしいのだな。
そして、暖さんにはお友達が増えました。
パペットのおさるを買ってきて、手を入れて、毎日茶番劇を繰り広げています。
暖さんはおさると、おさるを動かしている僕をチラチラと目線を移動させながら、こいつが動かしてるんだな、と、完バレ状態の、ズブズブですが、暖さんは空気を読んで、笑ってくれたりします。
おさるのぬいぐるみの事を僕と佳代さんは別段、名前をつける訳でもなく、「さる」と呼んでいます。