母からメールが来ていた。

「ブログ笑えるね」と。

母からの評価も高いこのブログ。
意外と珍しくゆるゆると続けてますね。

その時の心境やら何やらを日記で書くのもいいんだけれど、せっかくブログなんてモノが存在するし、それを2年も3年も放置していてすっかり埃をかぶっていたので、掘り起こしてイジイジいじってる最近です。  

ところで、アメブロさんはランキングと言うのが出るのですね。

いっつも海老蔵さんが一位なんですね。海老蔵さん結構ブログ頻繁に更新してるんですね。海老蔵さんってマメなんですよお。おマメさんです。海老蔵さんはマメ蔵さんなんですね。



さて。

佳代さんも演者でパフォーマーなんですが、一旦「妊活」に入ると自ら決めたのが去年の6月頃でしょうか。
やっぱり突然に赤ちゃんが出来て、それによってお仕事をキャンセルしたりする事になるのは迷惑が掛かるし、それならばと心を決めてエイヤっと、一旦活動休止「妊活ライブ」をやってそれから妊活に入った訳です。
演者をずっとやってきた訳ですから、相当の決断だったと思います。僕も改めて身が引き締まる思いでした。

とはいえ、兎にも角にも授かりモノなので、いつ出来ていつ復帰出来ると言うのも未定だし、こればっかりは運を天に任せるという事でしょう。
気長に構えるしか方法はないし。


夏の事。

「鍾乳洞行きたい」

と、また佳代さんが、人生で初めて聞くフレーズを突然に発するもんだから、僕がパードゥン的な顔してるとなにやら子宝に恵まれる的な場所だと。
ほうほう。ああ、パワースポットにお散歩気分でね、やさしい気持ちになるね。と軽い気持ちでいいね、を押すと

「サイクリングで行くんだよ」と。

なんか奥多摩あたりからサイクリングで鍾乳洞を目指すと。10キロくらい。
はあ、佳代さん、そこはやっぱりマッスルミュージカル。ガチだ。子宝の為のガチのやつだ。
いやあ、10キロ自転車は辛そうだなあ、と僕はやんわり乗り気じゃなく、自転車にも乗る気じゃなく、既に弱虫ペダル。

「絶対に楽しいから行こうよー」と佳代さんは微笑んでいるので、そう?と。



早朝から電車を乗り継いで奥多摩まで着いたのは9時頃かな。
レンタルサイクルを早速借りると、なんと電動自転車。あら。おー!電動か!!


初体験トレッキングで目指せ鍾乳洞!!



で、これがね。



気持ちいい。
北島康介もビックリのチョー気持ちいい。

電動だから基本は楽だし、しかも程よく坂道やサイクリングの醍醐味も満載。
緑のカーテンを抜けて、川のせせらぎを聞き、夏から秋へのストーリー。

佳代さん、ごめんなさい。全てあなたが正しいです。
うがったりしてごめんなさい。食わず嫌いですみません。

最高じゃないか!!!!!
トレッキング最高。なんで今までやらなかったんだろう。やっぱり表に出ないとダメだね、人は。
あれ、涙が。


ワーキャーいいながらサイクリングヤッホー!
そして、あっという間に洞窟に辿り着き、日原鍾乳洞へ。


これまた素晴らしい。素晴らしいじゃないか。中はヒンヤリしていて、大きな鐘乳石がバァァーンとあったり、突然に美しくライトアップされた広場に出たりと、見どころ満載!!
くぅぅうーー!



で、1番奥まで辿り着くと、そこに子宝の祈願場所がありました。


「よろしくお願いします。妊活頑張ります」
と二人でお願いしました。

いやあ、来てよかったなあ。興奮冷めやらぬよ。




という夏のメモリーです。
みなさん。オススメですよ!日原鍾乳洞。トレッキングで是非とも行ってみてください。

いや違う。こういう事を言いたくて書いたんじゃないんだ。こういう事ではないんだ。





実は既にこの時。

時期的に既にこの時に、です。
お腹の中には存在していてくれてたんですね。
時期的には確実に。


僕らが子宝の祈願場所に行く行程、終始、お腹の中のアイツから盛大なツッコミが続いていたに違いありません。
「おーーい!いるよーー!もういるよー!」
「祈願してるよお、だぁかぁら、いるよー!」


その時の俺たちはは知る由もなく。
その時撮った写真を見つめると。
僕らは何も気付いていない。
楽しそうだ。
でも確実にいてくれている。
写真は何も変わっていない。しかし今は写真の中の佳代さんのお腹を見たりする。


何年後かに。もう一度行こう。