先日うちの母と、佳代さんとお昼ご飯でも食べながら名前を考えよう会を開きまして。

「13時に待ち合わせね」と言うと母は大体12時半とかにもう着いてて、こちとら時間通りに着いても「もう。遅いわ。お母さん、随分前から着いとったのよ!」と鳥取弁で言います。こちらも時間には遅れてないのになあと思う時もあるんですがまあ早いに越した事はないし、ゴメンゴメンー、なんて言いながら。

この日は僕が午前中に用事があったので、ちょっと13時だけどもしかしたら過ぎるかもしれんから13時過ぎに来てーと伝えてあったんですが、幸いにして時間通りに終わったので、13時の15分も前に着きました。着いたよーとメールを打つと「今マルイ。すぐいく」と。母は駅前のマルイで時間を潰していた。
うむー。何時に来ても母の方が早く来ている。もはや忍者だ。
待ち合わせ時間というものは一体何なのか。今度から母には待ち合わせ時間を30分遅く伝えようと思っていると、ほぼ全身紫色のスタイリッシュな格好をして現れた。やはり忍者だ。
僕がいうのも何なんですが、母はいつもオシャレには気を使っているので、待ち合わせなんかは遠くからでもすぐ分かります。

妻の佳代さんも合流して、中華料理食べながら名前を考えることに。母はすでにビール。疾風の如く。さすがくノ一。

僕はその日夜から稽古だったので飲まないよ、と言うと、母は一杯位ならいいんじゃないとか言ってます。
まあ日本には、一杯なら仕事前に飲んでもいいという法律があるので大丈夫かなあ。
あと、ここがドイツなら仕事の合間のランチでビール位飲むもんねえ。とか都合のいい事言ってましたが、あまりにもこちらの都合なのでやめときました。

さて、名前だよ名前。

母は幾つかの候補をメールで送ってきてくれてましたし、まあ色々出してみようとね。

とりあえず僕は名字が「川本」です。名字は結構簡単な直線ばっかりで画数も少ないんですよ。でも木に彫刻等で掘りやすい名字ですよ。あとマッチ棒を置いて簡単に表現できちゃいます。「麒麟」とかそうそうマッチ棒で表現できないからね。

なので、名字が川本に対して名前はちょっと画数の多いのが良いんじゃないかとか。

でも川本麒麟はだめだ。キリンなんて名前の人いない。
と思ったら樹木希林さんがいた。びっくりだ。


ルールはとりあえず漢字一文字にしようと。

僕が「成」で、お兄ちゃんが「歩」で父が「裕」とかみんな一文字なんで、川本、に対してはみんな一文字。なのでハマりのいい漢字一文字の大喜利です。

漢字一文字でちょっと画数の多いヤツ!!!!!

うむーー。色々出すがどれもいいし、どれもしっくり来ないような気もする。悩ましい。ビール飲みたい。

あれこれ考えてるうちに、もうとうとう漢字一文字シバリもなくなってきた。

そんな中、ひらがなだと柔らかさが出る事を発見した。
おー、ひらがなもいいなあ。

「デヴィ夫人」も「デヴィふじん」の方が柔らかい様にね。

まあ、あれこれ悩むが、母も佳代さんもそして僕も俯瞰で見ると嬉しそうだろう。

こうして悩むのもなんだか悪くない。


このブログをここまで書いて大変な事に気がついた。
まだベビー服を見に行ったエピソードに入ってない。

まあ、次ですね。