月曜日から少しですが入院してましたのです。
そして手術もしました。
というとビックリされると思いますが。
「あれっ」と、右頬が腫れてるな?と気がついたのは2ヶ月位前だと思います。だいたい二日酔いで1年で300日位顔がむくんでいるので、なかなか気がつきませんでしたが、おや?と。
触ってみると、なんだかしこりの様なものがあるじゃありませんか。「いつからだったんだろう」と不安になりましたが、触ると明らかに何かがあるのです。
とりあえず不安なので病院で検査しました。
「唾液腺に何か出来てますねえ」
と。
どうせニキビ的な、なにか脂肪のかたまり位だろうと思っていたので、「む?唾液腺?』。
唾液腺って言うのは唾液を作る組織で、管の様になっていて、その中に何か出来ているらしいのですよ。
うー、不安は募る。
で、どうしましょう、とお医者さんに伺った所、どっちみち、中にあるので、検査ではこれ以上はわからなくて、とりあえず現状維持して見守るか、取ってみて何か調べるかの2択でしょうねと。
まあ、それだったら、ほっといて不安を抱えるよりも、取っちゃいましょうと。
てことで手術の為に入院していたのです。
手術のほうは頬の内側って事で口の中側から切って、腫瘍を取り出すとの事。(腫瘍と聞くと、なんだか怖いんですが)。唾液腺腫瘍摘出ナンチャラでした。
で、全身麻酔ですわ。意外と大事ですね。
とりあえず病院にはいると、素敵なリストバンドを装着してもらって、
これをつけると、いっきに病人ですね。
とりあえず入院してみたものの、手術は火曜日なんで、全くする事なく。ひまーひまー、と歌って、食堂や売店行ったり、ナースステーションチラ見して、ドキドキしたりしていまして、そりゃあ、頬にお団子が出来ているだけで、体は全く持って元気な訳ですから、隙あらばウーロンハイでも飲んでやろうか、と思っていたりして。
体はどこも悪くないのに、ベッドがあるもんだからとりあえずねっ転がったりすると、なんだか病人みたいな気分になるので、割とずっと抵抗していたのですが、消灯時間というもんがありまして。それが9時なもんで。
9時っつったら、普段は今から飲みに行こうぜくらいの時間ですからね。
病院が出してくれた食事を食べて初日終了。
しかし、なんですなあ。普段の生活がダメすぎるんだなあ。病院さんが出してくれた食事がおいしくて、なんか健康的だし、泣く泣く9時にベッドに横になると、なんだかキチンとスッキリ朝に目覚めたりなんかして、普段の生活がムチャクチャ過ぎる訳ですよ、要するに。
日頃を反省しながらりんごを食べるワタシ。
目覚めて火曜日。昨日です。
昼過ぎに手術って事で、朝から何も飲めず食えず。朝から点滴です。いよいよ持って、本格病人風。点滴のスタンドが僕の相棒。トイレも移動も一緒さ!
で、全身麻酔についての説明を受けたり。
ビックリしたのが、みなさん非常に丁寧だったって事です。
最近病院も色んな話を聞きますが、看護士さんも、先生も、全て丁寧に疑問点ありませんか、不安な事ありませんか、などと聞いてくれたり。なんか至れり尽くせりで、居心地が良くなって来た。
先生からも手術の方法や、細かい説明も受けていたので、「まあ、親知らず抜くくらいのものか」とわりと軽く思っていたのですが、昼に近づくにつれ、緊張して来た。
だめね、気が弱くて。
素敵な紙パンツに履き替えて、手術着に着替えると、もうヤバいですよ。
「はあー。」人生色々あるな。
でね、歩いて看護士さんと手術室にいきまして、6番の手術室に入ったのですが、ここまででも、昨日や今日、病室に説明に来てくれた方やなんかも、その都度声をかけてくれたり、先生もにこやかにいてくれたり、緊張してますかーなんて声をかけてくれたりで、気遣い感動。すごいわ。
で、ベットに横になって、いわゆるドラマなんかでよく見る、UFOみたいな照明が仰向けになった僕の目に飛び込んで来て、いよいよだな、と。
来ました、例の酸素マスク。
「だんだん麻酔きいてきますからねー」なんて話掛けてくれているのですが、ここで心理が働きます。
何秒で眠るのか、ということ。「大体20秒くらいで眠ります」と説明は受けていたので、数えます。
みんな似た様な事考えるんでしょうが、麻酔がきかないウチに始まったら怖いし、ギリギリまで質問に答えてやろう、ギリギリまで意識を保っていよう、と思って、まあ、みんな似た様な事考えるんでしょうが。
「どうですかーぼーっとしてきましたか?」
「はい、すこし」
「指にクリップ付けますー」
「はいー」
「だんだん、麻酔の薬落としますねー」
「お願いしますー」
と、いつ始まるんだろう、ドキドキ、まだ眠くないぞ、ドキドキ。
「はい、終わりましたよー」
「え?」
終わってた。
えーー!?
いつ?ねえ、いつはじまったの?ねえ、いつ俺ねたの?うへー!全く覚えてない。
すげーーーー!全身麻酔すげーーー!
ずっと会話していたつもりなのに、しかも気がついたら別の部屋だった!
あははは。よく効くね、麻酔。
で、ストレッチャーで部屋に運んでくれて、なんだかボンヤリしてるもんだから、何人かでベットに移動してくれたりして、すいません的な気持ちになりながら、ドギマギしてしまってね。
まあ、そんな事で、無事手術成功しました。
術後は顔と口の中も腫れているのですが、まあご飯が食べにくい位のもので、酒を飲まないからかえって体にいいくらいの状態です。
写真は顔を冷やそうと、冷えピタを貼っているだけです。
痛くもないし、口の中を縫っているので違和感は少しありますが大丈夫です。
Tシャツはテニフェスです。
先生が来てくれて、結局腫瘍の内容は謎なんで検査します、との事。でも大事ではなさそうなので一安心。
しかしいい先生だったなあ。
口の中をよく手術するよなあ、すげえな、プロって。なんかヌルヌルして縫えなさそうじゃん。ちゃんと縫ってあるよ。すげえな。しかも痛くもない。
で、また9時に寝る規則正しいスケジュール。とはいえ興奮していて寝られなかったので、ラジオ関西のアプリで昌鹿野を聴きました。
で、今日、無事退院とあいなりました。たった3日でしたが、やはり外に出ると、久々な感じがするのは不思議です。
やはりすこし腫れていますね。
とりあえず先ほどかえって来て、一眠りしたところです。腫れを冷やしつつ、安静にしてようと思います。
3日ですが、病院の皆さんは素晴らしかったです。
交代制で、色んな方が担当してくれたのですが皆さん行き届いていて、すごいな、と。
手術について、麻酔について、色んな方がそれぞれ説明に来てくれた訳ですが、みなさん、なんか心籠ってたなあ、と感じまして、なんだか僕は少し心が洗われました。
この場をかりてお礼を申し上げます。いやはや、究極のサービス業だわ。
という事で、「落ち込んだりもしたけどアタシ元気です」(魔女の宅急便より)
そして手術もしました。
というとビックリされると思いますが。
「あれっ」と、右頬が腫れてるな?と気がついたのは2ヶ月位前だと思います。だいたい二日酔いで1年で300日位顔がむくんでいるので、なかなか気がつきませんでしたが、おや?と。
触ってみると、なんだかしこりの様なものがあるじゃありませんか。「いつからだったんだろう」と不安になりましたが、触ると明らかに何かがあるのです。
とりあえず不安なので病院で検査しました。
「唾液腺に何か出来てますねえ」
と。
どうせニキビ的な、なにか脂肪のかたまり位だろうと思っていたので、「む?唾液腺?』。
唾液腺って言うのは唾液を作る組織で、管の様になっていて、その中に何か出来ているらしいのですよ。
うー、不安は募る。
で、どうしましょう、とお医者さんに伺った所、どっちみち、中にあるので、検査ではこれ以上はわからなくて、とりあえず現状維持して見守るか、取ってみて何か調べるかの2択でしょうねと。
まあ、それだったら、ほっといて不安を抱えるよりも、取っちゃいましょうと。
てことで手術の為に入院していたのです。
手術のほうは頬の内側って事で口の中側から切って、腫瘍を取り出すとの事。(腫瘍と聞くと、なんだか怖いんですが)。唾液腺腫瘍摘出ナンチャラでした。
で、全身麻酔ですわ。意外と大事ですね。
とりあえず病院にはいると、素敵なリストバンドを装着してもらって、
これをつけると、いっきに病人ですね。
とりあえず入院してみたものの、手術は火曜日なんで、全くする事なく。ひまーひまー、と歌って、食堂や売店行ったり、ナースステーションチラ見して、ドキドキしたりしていまして、そりゃあ、頬にお団子が出来ているだけで、体は全く持って元気な訳ですから、隙あらばウーロンハイでも飲んでやろうか、と思っていたりして。
体はどこも悪くないのに、ベッドがあるもんだからとりあえずねっ転がったりすると、なんだか病人みたいな気分になるので、割とずっと抵抗していたのですが、消灯時間というもんがありまして。それが9時なもんで。
9時っつったら、普段は今から飲みに行こうぜくらいの時間ですからね。
病院が出してくれた食事を食べて初日終了。
しかし、なんですなあ。普段の生活がダメすぎるんだなあ。病院さんが出してくれた食事がおいしくて、なんか健康的だし、泣く泣く9時にベッドに横になると、なんだかキチンとスッキリ朝に目覚めたりなんかして、普段の生活がムチャクチャ過ぎる訳ですよ、要するに。
日頃を反省しながらりんごを食べるワタシ。
目覚めて火曜日。昨日です。
昼過ぎに手術って事で、朝から何も飲めず食えず。朝から点滴です。いよいよ持って、本格病人風。点滴のスタンドが僕の相棒。トイレも移動も一緒さ!
で、全身麻酔についての説明を受けたり。
ビックリしたのが、みなさん非常に丁寧だったって事です。
最近病院も色んな話を聞きますが、看護士さんも、先生も、全て丁寧に疑問点ありませんか、不安な事ありませんか、などと聞いてくれたり。なんか至れり尽くせりで、居心地が良くなって来た。
先生からも手術の方法や、細かい説明も受けていたので、「まあ、親知らず抜くくらいのものか」とわりと軽く思っていたのですが、昼に近づくにつれ、緊張して来た。
だめね、気が弱くて。
素敵な紙パンツに履き替えて、手術着に着替えると、もうヤバいですよ。
「はあー。」人生色々あるな。
でね、歩いて看護士さんと手術室にいきまして、6番の手術室に入ったのですが、ここまででも、昨日や今日、病室に説明に来てくれた方やなんかも、その都度声をかけてくれたり、先生もにこやかにいてくれたり、緊張してますかーなんて声をかけてくれたりで、気遣い感動。すごいわ。
で、ベットに横になって、いわゆるドラマなんかでよく見る、UFOみたいな照明が仰向けになった僕の目に飛び込んで来て、いよいよだな、と。
来ました、例の酸素マスク。
「だんだん麻酔きいてきますからねー」なんて話掛けてくれているのですが、ここで心理が働きます。
何秒で眠るのか、ということ。「大体20秒くらいで眠ります」と説明は受けていたので、数えます。
みんな似た様な事考えるんでしょうが、麻酔がきかないウチに始まったら怖いし、ギリギリまで質問に答えてやろう、ギリギリまで意識を保っていよう、と思って、まあ、みんな似た様な事考えるんでしょうが。
「どうですかーぼーっとしてきましたか?」
「はい、すこし」
「指にクリップ付けますー」
「はいー」
「だんだん、麻酔の薬落としますねー」
「お願いしますー」
と、いつ始まるんだろう、ドキドキ、まだ眠くないぞ、ドキドキ。
「はい、終わりましたよー」
「え?」
終わってた。
えーー!?
いつ?ねえ、いつはじまったの?ねえ、いつ俺ねたの?うへー!全く覚えてない。
すげーーーー!全身麻酔すげーーー!
ずっと会話していたつもりなのに、しかも気がついたら別の部屋だった!
あははは。よく効くね、麻酔。
で、ストレッチャーで部屋に運んでくれて、なんだかボンヤリしてるもんだから、何人かでベットに移動してくれたりして、すいません的な気持ちになりながら、ドギマギしてしまってね。
まあ、そんな事で、無事手術成功しました。
術後は顔と口の中も腫れているのですが、まあご飯が食べにくい位のもので、酒を飲まないからかえって体にいいくらいの状態です。
写真は顔を冷やそうと、冷えピタを貼っているだけです。
痛くもないし、口の中を縫っているので違和感は少しありますが大丈夫です。
Tシャツはテニフェスです。
先生が来てくれて、結局腫瘍の内容は謎なんで検査します、との事。でも大事ではなさそうなので一安心。
しかしいい先生だったなあ。
口の中をよく手術するよなあ、すげえな、プロって。なんかヌルヌルして縫えなさそうじゃん。ちゃんと縫ってあるよ。すげえな。しかも痛くもない。
で、また9時に寝る規則正しいスケジュール。とはいえ興奮していて寝られなかったので、ラジオ関西のアプリで昌鹿野を聴きました。
で、今日、無事退院とあいなりました。たった3日でしたが、やはり外に出ると、久々な感じがするのは不思議です。
やはりすこし腫れていますね。
とりあえず先ほどかえって来て、一眠りしたところです。腫れを冷やしつつ、安静にしてようと思います。
3日ですが、病院の皆さんは素晴らしかったです。
交代制で、色んな方が担当してくれたのですが皆さん行き届いていて、すごいな、と。
手術について、麻酔について、色んな方がそれぞれ説明に来てくれた訳ですが、みなさん、なんか心籠ってたなあ、と感じまして、なんだか僕は少し心が洗われました。
この場をかりてお礼を申し上げます。いやはや、究極のサービス業だわ。
という事で、「落ち込んだりもしたけどアタシ元気です」(魔女の宅急便より)