【J1第13節】東京ヴェルディ、鹿島に3点ビハインドも追い付く!_J1の壁はなかった | ビートニク酒場

ビートニク酒場

お酒でも呑みながら、酒場で好き勝手に話すように書くブログ

◾️鹿島 3-3 東京ヴェルディ@カシマスタジアム

 

前節はホームで磐田に3-2で勝利。引き分けコレクターのヴェルディが勝てるチームになっての2連勝。確実にヴェルディは進化しています。

 

カシマスタジアムまで行ってきました。さすがにサッカー専用スタジアムは選手までの距離が近くて、プレーが良く見えます。

鹿島アントラーズが、J2生活が長かったヴェルディへ多大なリスペクトに溢れる動画をYouTubeにアップしましたが、スタジアムでも映像が流されました。「もう一回」コールが起きるほどの良さ。気分が高まります。

 

鹿島戦スタメン。


前節からスタメン変更は5人。レンタルの染野、林が契約上出ることが出来ませんが、さらにチアゴアウベス、翁長聖、稲見が外れて、宮原和也、山田裕翔、山田楓喜、綱島悠斗、山見大登が入りました。FC東京戦で怪我をしていた谷口栄斗がベンチ入りしました。

 

結果は3-3のドロー。3点ビハインドから追い付きました。またアディショナルタイムに試合が動きました。

 

開始2分でPKを取られて失点したところまでは仕方ない、まだ始まったばかり。2点目の失点も安易に前に出てしまった守備に問題があったので仕方ない。失点後は前半から徐々に落ち着いてきて、互角になってきているので、後半には試合を動かせるだろうと思いました。しかし後半5分に鹿島が追加点を入れたときには、さすがにダメだと思いました。


これが常勝軍団とJ1に挑戦のチームの実力差がと。ビジター側の雰囲気も、声が小さくなったわけではないけれど、落胆の空気が伝わりました。

 

重たい空気を換えたのは後半15分の選手交代。齋藤功佑とチアゴアウベスが入って明らかに、ボールを支配することが出来るようになりました。


69分には、森田晃樹が敵陣ボックス付近でボールを奪い返して、コロスケにやさしくパス。囲まれているところをシュートコースを探して、低弾道のシュートを決めました。

これが反撃の狼煙。コロスケが仲間を鼓舞しているところが映し出されていました。まだ2点差がありましたが、スタジアムの雰囲気は変わりました。

 

あと違いを出していたのはチアゴアウベス。ドリブルで仕掛けることが出来て、さらに遠いところからでもシュートが打てる。相手にとってはやりにくい選手が途中から出てきたと思います。


80分にチアゴ・アウベスが狭いところ粘ってボールをキープして翁長聖に渡すとクロスを供給。山見大登が打てなかったものの、ファーサイドで木村勇大が決めて1点差まで詰めました。

この後、チアゴアウベスがわき腹を痛がっているようでしたが大丈夫でしょうか。それにしてもチアゴアウベスの仕掛けが、結果に結びつきました。

 

アディショナルタイムには見木が決めて3-3のドローで終わりました。ビジター側は勝ったような騒ぎになりましたが、鹿島側スタンドはブーイング。挨拶に来た安西幸輝も苦い顔のままでした。スタジアムを出るときには、鹿島サポが金網をガシャガシャさせながら、喚き散らしていました。

 

3点差が付いた時には、J1常勝軍団との実力差があるのではないかと感じましたが、後半オープンになってきてからはヴェルディが追い込みむ展開。途中から入った齋藤功佑とチアゴアウベスがゲームの流れを大きく変えました。諦めたらそこで終わり。実力差なんてありません。10試合負けなしのヴェルディは、この後J1の台風の目になりそうです。