東京ヴェルディ、城福監督「誰かにスイッチを入れてもらわないと、入らないチームでは戦えない」 | ビートニク酒場

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東京ヴェルディのこれまでのボール支配率。

 

第1節 vs横浜FM(1-2 LOSE) 36%

第2節 vs浦和(1-1 DRAW) 39%

第3節 vsC大阪 (1-2 LOSE) 39%

第4節 vs新潟 (2-2 DRAW) 42%

第5節 vs京都 (2-2 DRAW) 58%

第6節 vs湘南 (1-2 WIN) 59%

 

開幕から3節まで相手にボールを握られ続けて、善戦をしていたものの厳しい戦いになりました。そこで明らかに4節の新潟戦からボールの保持をすることを意識しているように感じました。しかし新潟戦は、ポゼッションを標榜する相手だったこともあり、特に前半がボロボロでした。それがヴェルディも5節、6節で徐々にしっくりくるようになり試合を支配できるようになってきました。

 

ただポゼッションを意識しすぎると、前への推進が弱まってしまったように感じました。ボールを保持しながら、左右に揺さぶって前が空くのを待つのですが、前へボール出すシーンが少なくなりました。攻撃の怖さがなくなってしまいました。

 

湘南戦は、ドリブラーの山見の投入により攻撃的になり、逆転での勝利が出来ました。そこら辺のところを城福監督が下記のようにインタビューで表現したのだろうと思います。

 

やはり前半の課題とか、試合の入りの課題。ここは露呈したので、今日も選手にはかなり強めのフィードバックをしました。勝ったからこそできることですけど、我々の開幕戦とか、2試合目とかに比べて明らかに試合の入りが、相手よりもテンションが低いという言い方をするのはかわいそうですけど、我々は誰かにスイッチを入れてもらわないと、スイッチが入らないようなチームになってしまうと、とてもじゃないけど戦えない。そこは自分たちでしっかりとキックオフからスイッチを入れられるように確認しましたし、その課題を克服しないと、また痛い目に遭うと考えています

 

 

開幕してから、目に見えるように課題を改善していることが分かります。ボールを保持しつつ、前への良いパスが出るシーンが前半から観られることを期待しています。