【J1第6節】東京ヴェルディ、今季初勝利_ボール支配率は今季最高の60% | ビートニク酒場

ビートニク酒場

お酒でも呑みながら、酒場で好き勝手に話すように書くブログ

◾️湘南1-2 東京ヴェルディ@レモンガススタジアム

 

前節は京都とドロー決着。負け試合をギリギリ引き分けまで持って行ったので、まだ次につなげることは出来る内容でありました。ただ前半から出来ていればと悔やまれる内容でした。木村勇大、山田楓喜が戻り、さらにチアゴ・アウベスが試合に入れば、違う戦いが出来るはず。まだ勝ちはありませんが、伸びしろしかありません。

 

湘南戦スタメン。

前節からスタメン変更は3人。山田剛綺、松橋優安、翁長聖が外れて、契約上出られなかった山田楓喜、木村勇大、そして前節ベンチスタートだった稲見哲行が入りました。

 

結果は、2-1で勝利しました。今季初勝利!

 

先制したのは湘南でしたが、その後はよく抑えきりました。前半15分に鋭い縦パスに抜け出したFWルキアンがマテウスとの1対1で決めました。これはパスが完璧でしたので仕方のない失点でした。しかし以後は、谷口がルキアンを徹底的にマーク。対人に強いルキアンに一歩も引きませんでした。21年のJ2得点王のルキアンを1点目以外は抑えきりました。谷口は、後半に同点となるセットプレーでの得点を決めており、攻守に活躍しました。

 

さらに何といっても勝利の立役者は、後半から投入された山見大登。1ゴール1アシストの活躍でした。同点は山見の完璧なクロスを、谷口が頭で合わせたもの。さらに41分には、山見がパス交換からドリブルでペナルティーエリア内を切り裂き、勝ち越しとなる2点目を決めました。

木村勇大、山田楓貴、翁長聖と毎試合のように今季来てくれた選手が活躍してくれていますが、この試合では山見が大活躍しました。特に、2点目の山見のドリブル突破からのゴール痺れました。後半からの戦い方は、こういった突破力が試合を決めます。

 

この勝利は、ヴェルディがJ1では2008年10月18日、大宮アルディージャ戦(1-0)以来、5646日(15年5カ月16日ぶり)でした。リーグ史上最長のJ1ブランク勝利だったそうです。

 

開幕から相手に握られて厳しい戦い方をしていたので、新潟戦からポゼッションを握れるように改善がされていました。しかし新潟戦、京都戦とポゼッションにこだわった分、前への推進が減ったような気がします。それも今節ではやっと板につきました。今回は支配率が60%になりましたが、これも戦いながらの修正がうまくいっています。

 

森田晃樹が痛めて前半で交代したのが心配ですが、今節での勝利が自信を深めたと思います。まだ始まったばかりですが、J1残留への第一歩。連勝に期待しています。