ヒグチアイの「劇場」が国民的な、誰もが知っている曲でないことが理解できない。「結構多くの人が知っている曲ですよ」という声もあるかも知れない。でもそれ以上、中島みゆきの「糸」や一青窈の「ハナミズキ」のように誰もが知っているような曲であるべきだと思う。
劇場に立つ演者と、劇場に見立てた人生のダブルミーニングになっていて、人生のすべてを1曲で表現できている傑作である。人と出会い、別れていくということをここまで的確に言葉にできたアーティストはいないと思う。この曲を製作できただけで、もうヒグチアイという人は到達点にいると思う。
5th album 「未成線上」 がリリースされて、早速聴いている。
マックでは、店内放送でヒグチアイの声と歌が流れるということで寄ったけれど、ほとんど聞えなかった。
🐍本日1/24(水)から🐍#ミュージックバリュー に#ヒグチアイ さんが登場🎙️✨
— マクドナルド (@McDonaldsJapan) January 24, 2024
「私、大人になった」
当時、高校生だった彼女が自身の成長を感じるきっかけとなったあるメニューとは…?👀
詳細は店内放送で🔊
あの声とあの歌とともに
おいしい時間をお楽しみください🍔
アルバムは、タイアップ曲が多いということもあり、前作の「最悪最愛」と比べると、軽やかな印象がある。きっと前作よりもリラックスして制作されたのではないかと思われる。でもこれも良い。前作のようなアルバムばかり出していたら気を病んでしまうだろう。
そして「劇場」のような絞り出したような名曲もいずれリリースして欲しいと思う。ヒグチアイはずっと追い続けたいアーティストだから、その過程も楽しみたい。