【J1昇格プレーオフ決勝】東京ヴェルディ、16年ぶりのJ1昇格!_細部をおろそかにしないこと | ビートニク酒場

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◾️東京ヴェルディ1-1 清水@国立競技場

 

J1昇格プレーオフ準決勝で千葉を下し、16年ぶりのJ1昇格まであと一つまで迫りました。チームの力は間違いなくあり、昇格へと歯車は噛み合っています。最高の瞬間を見るために、国立競技場に行ってきました。

 

清水戦スタメン。

スタメンはJ1昇格プレーオフ準決勝の千葉戦から変更なし。乾も認める新井悠太はベンチ入り。追いかける展開になった時のために控えました。

 

結果はご存じの通り、1-1でドロー決着となりJ1昇格が決定しました。

国立競技場でヴェルディサポ同士でハイタッチして、肩を抱いてラインダンスをして最高の気分でした。私は東京に移り住んだ10年ほど前にサポになった比較的年数は浅いファンではありますが、10年前に観戦した時には、J1に昇格が実現するには時間がかかると思っていました。こうして目の前でJ1昇格のシーンを観ることが出来て本当に良かった。

 

 

アディショナルタイムに入ってからのPK獲得という劇的な展開、そして最後に滑り込んだ3位という順位が重なってのJ1昇格でした。昨季に城福監督が最後の挨拶で、「あの試合であのスルーパスにあのクロスに反応できなかったのだろう。あの守備が出来なかったのだろう。選手が本気で思ったら勝つしかなかった。この悔しさが必ず来年につながる。」と言っていたことが、現実として2023年シーズンに実りました。

 

引き分けになりそうな試合を勝ち切ること、負けそうな試合を引き分けまで持っていくこと、勝ち点の3、1は大きいけれど、さらに分解すれば、ワンプレイ、ワンプレイの積み重ねでしかありません。競り負けないこと、半歩でも寄せること、その積み重ねが、最後には3位でシーズンを終えることが出来て、そして最後の最後にJ1昇格を引き寄せることが出来ました。

 

最後に結果が出るのは、小さな積み重ねを決してさぼらないこと。小さなプレーを馬鹿にしないこと。一瞬、一瞬の判断をおろそかにしないこと。そのギリギリのところが、ヴェルディをJ1昇格へ結びつけたのだと思います。