SNSなどでアイヌ民族を揶揄する投稿をし、札幌法務局から「人権侵犯」を認定された杉田水脈衆院議員は、自身のブログなどに、在日コリアン女性らに差別的な投稿をしたとして、大阪法務局から「人権侵犯」の認定を受けていました。
杉田氏は2016年、国連の会議の参加者について、SNSに「チマチョゴリやアイヌ民族衣装のコスプレおばさんまで登場。完全に品格に問題があります」などと投稿しました。
驚くのは、このような議員を自民党は要職につけていること。自民党は、杉田水脈衆院議員を環境部会長代理に起用することを決めました。
杉田議員は、2022年にも総務大臣政務官に就任しましたが、批判が高まり、同年に辞表を提出して受理されています。
杉田議員は「すでに削除しているのでコメントはなし」としていますが、公の場は行っていません。杉田議員は説明をすべきですが、発言を肯定することも、支持者もいるので否定することも出来ないでしょう。そのために発言が出来ません。自民党も起用したことで説明を求められることになります。このまま何も説明しないでいれば自民党は、人権侵犯に寛容な党ということになります。