■新潟2-2東京V @デンカビッグスワンスタジアム
スコアレスドローを2試合続けた後に、前節は愛媛相手に1−4で大敗。勢いを失ってから1週間空いての新潟戦。
新潟戦のスタメン。
前節からのスタメン変更は6人。クレビーニョ、近藤、井上、森田、澤井、新井が外れ、若狭、福村、藤田、佐藤優、井出、小池が入る。井出は5試合ぶりの出場。怪我のため離れていた奈良輪ベンチ入り。
先制は前半22分の東京ヴェルディ。
新潟DFと小池純輝が競り合ってこぼれたところを藤田譲瑠チマが押し込む。
これが藤田選手のプロ初ゴール。シュートの内容は良くないけれど、決めてしまえばカッコいい!
新潟は前半36分、左CKでMF高木善朗がキッカー。平の頭上を超えたボールを相手の間に入った鄭大世がヘッドで捉えて同点。これで1−1で前半折り返し。前半ヴェルディのシュートはわずか1本のみ。完全に新潟に押されていました。
しかし後半にゲームを動かしたのはヴェルディ。佐藤優平が小池純輝にパスを送ると、小池は狭いところを低い弾道のクロスを入れて端戸仁が押し込んで勝ち越しに成功。
完全に新潟の守備を崩し切ったゴールでした。何よりも端戸がしっかりゴールを決め切ったのが嬉しい。
後半24分には新潟がCKにヘッドの折り返しでボレーシュートを決められて同点。1点目、2点目ともセットプレーでの失点。セットプレーは課題です。34分にセットプレー対応で福村に替えて、近藤イン。
ポゼッションサッカーを標榜する2チームによる激突だったけど、攻撃なサッカーになり迫力のある試合になったものの、そのまま2−2のドロー。先制、勝ち越しているだけに勝ちたい試合でした。
試合を振り返って、まずは藤田譲瑠チマがプロ初ゴールを決めたこと。
試合後のコメント。
やっぱり自分らしいなという感じです。この前のジュビロ(磐田)戦とかで結構良いシュートを打っていましたが、そういうのは決まらずに、今日のようなちょっと触る形でのゴールは自分らしいなと思いました。相手もオフサイドというような反応をしていて副審の動きを窺っていた時に少しオフサイドっぽかったので、初めはオフサイドかと思いましたが、ゴールが認められて良かったです。
今後A代表入りも目指せる逸材だと思います。プロ初ゴールという足枷もやっと取れたので、更なる飛躍を期待しています。