「マスクバブル」は完全に終焉 | ビートニク酒場

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新型コロナウィルス の影響で、およそ3か月にわたって品薄が続いてきたマスクですが、ここのところドラッグストアやホームセンターでは在庫を見るようになりました。値段も現在では50枚入りで1000円〜1300円程度になっており、コロナ以前の比べると高いと感じますが、落ち着いた金額になっています。

 

賛否両論あるアベノマスク配布ですが、ようやく各家庭にも届き始めました。私の自宅にも6月10日に到着しました。流石に遅いとは思いますが、これがこの国のスピードなのでしょう。

 

私はマスクの配布には両手を挙げて賛成というわけではありませんでした。

新型肺炎、布マスク配布に466億円【4月9日のニュース】

 

マスクの配布が決まった時には、すでに感染が広がっている最中でした。もう広がっている中で予防のためのマスクの配布を決定しても遅いです。実際に感染者が多くいる中では外出を減らし、経済的な損害への負担を実施する方を優先すべきだと思っておりました。

 

もう日本国内では一部地域を除いて、コロナウィルス の感染は収束に向かっています。ただコロナウィルス がなくなったわけではないので、引き続きマスクの着用は必要です。これから冬にかけて第2波、3波の可能性があり、マスク不足が再熱する可能性もあるため、アベノマスクは保管しておこうと思います。

 

コロナウィルス は収束しておらず、2波・3波はあることを恐れつつ、アベノマスクはいらないと廃棄したり、寄付している人は支離滅裂だと思います。現在はマスクの供給は安定してきましたが、また供給がストップすることは容易に想定できます。またコロナウィルス が蔓延することが想定されるならマスクは備蓄しておくべきです。私は自作のマスクを利用していますが、ゴムなども3月ころは手に入らなくなりましたから、今後の同様のことが想定出来ます。

 

ちなみにアベノマスク配布の発表がマスクの値上がりに歯止めをかける一定の効果があったという意見もありますが、その説は無理があるように思えます。

 

日本で備蓄されていたマスクが市場に出てきたということはありませんでした。転売屋が隠し持っていたマスクが市場に出てきたのであれば、価格は下がったでしょうが、店頭で見たのは新たに仕入れた商品でした。これは先にコロナを収束された中国の工場で作られたマスクが市場に供給されたこと、興和やアイリスオーヤマ、シャープなどの大手企業も何千万枚規模でのマスク増産を発表したためです。