レオパレス、国交省は処分検討【2月19日のニュース】 | ビートニク酒場

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レオパレスの物件は、壁が薄いことで有名でしたが、それでも多くの人が住んでいるし、噂ほどではないだろうと思っていたのですが、噂はある程度本当だったみたいです。

 

賃貸大手レオパレス21の施工不良問題を巡り、国土交通省が同社に対する処分の検討に入りました。営業停止や業務改善命令を出す可能性があります。内容によっては、レオパレスの経営は相当厳しいものになります。

 

きっかけは、テレビ東京の「ガイアの夜明け」でした。

私は放送を観ていましたが、天井の耐火性能が不足していることを指摘している内容で、社長にも直撃しており、最近のテレビでは相当突っ込んだ、ハラハラする内容でした。

 

この放送を観ていて思い出すのは、かの有名な「レオパレス伝説」。


・エアコンが勝手に切れる
・チャイムならされたと思って玄関を開けたら、四軒隣の部屋だった
・チャイムが聞こえ今度こそはと思ったけど、やっぱり隣の部屋だった
・チャイムを鳴らしたら住人全員が出てきた
・ティッシュを取る音が聞こえてくるのは当たり前、携帯のポチポチが聞こえることも
・爪切りの音も聞こえる
・納豆をかき混ぜる音も
・壁ドンしたら壁に穴が開いた
・というか、穴が開いたあとも開くまえと聞こえてくる音は変わらなかった
・壁に画鋲をさしたら隣の部屋から悲鳴が聞こえた
・隣二部屋を借り、「これで防音ばっちりだ」と思ったが、さらにその向こうの部屋の音が聞こえてきた
・右の隣の部屋の住人が屁をこいたら、左の部屋の住人が壁ドンしてきた
・すかしっ屁の音が聞こえる、というか臭いもする
・だけど家賃6万
・業績悪化でさらに壁が薄くなる
・将来的には壁がなくなる可能性も

 

もちろんネタとして大袈裟とは言え、ネタとは言い切れない真実もあったということになりました。

 

レオパレスが昨年公表した施工不良に関し、173自治体が計1895棟の建築基準法違反を確認しています。ただでさえ引越しが難しい時期であり、対象の物件の補修工事は停滞しています。正常化はしばらくは難しいでしょう。

 

一方では、このタイミングでインド発のホテルベンチャー「OYO」が日本の不動産業界に参入してきました。

 

レオパレスを脅かすには、相当な時間が必要ですが、すぐに住みたいというニーズはあります。他の会社でもこの機会にレオパレスのシェアを奪おうと必死になっています。レオパレスは今後相当厳しくなります。