日本にとって、戦後初めて戦争に巻き込まれる可能性がある危険な状況にあります。その割には、日本は平和で危機感を感じていません。戦後一貫して平和を貫いてきたので、日本人が危機感を感じなくなっていることは良いことですが、日本に危機が迫っているということは考えておいた方が良いです。
国連は、アメリカと北朝鮮がぶつかることを懸念しています。
国連は、4日間の日程で8日まで訪朝していたジェフリー・フェルトマン事務次長(政治局)が、たった一つの誤判断が戦争の引き金となりかねないと警鐘を鳴らし、対話の窓口を開いておくよう北朝鮮に呼び掛けたと明らかにしました。
アメリカ共和党のグラム上院議員は、軍事衝突が近づいていると警告しています。
フェルトマン氏は、戦争リスクを減少させるためには誤判断を防ぎ、緊急に対話窓口を開くことが必要だと指摘し、緊張が高まる朝鮮半島問題を平和的に解決するためには国際社会が関与していかなければならないと強調しています。
現在の北朝鮮問題の解決方法は「誠実な対話を通じた外交的手段による解決しかない」との認識を示しました。
トランプ政権が、誠実に対話を通じて解決を図るとは思えません。対話は、オバマ政権と同様に外交的な停滞であるとトランプ政権は感じています。
日本はいずれアメリカと北朝鮮がぶつかると思っておいた方が良いです。安倍政権が危機を煽っていると現状から目を逸らさずに、日本にも危機が迫っていることを真剣に感じたほうが良いです。