1月10日にガンのため69歳で亡くなったデヴィッド・ボウイが葬儀はせずに密かにニューヨークで火葬されたとが報じられています。
以下、時事通信より
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英大衆紙デーリー・ミラー(電子版)は14日、69歳で10日に他界したロック歌手デビッド・ボウイさんについて、遺体は居住先のニューヨークで死去直後に秘密裏に火葬されたと報じた。
本人の意向に沿って近親者も付き添わず、葬式も執り行われなかったという。
同紙によると、ボウイさんは生前「騒ぎ立てずに逝きたい」と希望していた。関係者は「華やかな見送りや大掛かりなショーをしないのが彼のスタイルだ」と語った。
一方、ボウイさんの長年の友人は米誌ローリング・ストーンに対し、ボウイさんが死去1週間前に電話で、新曲5曲を既に書き上げたと伝えてきたと証言した。友人は「少なくともまだ数カ月は生き延びられると彼は思っていたようだ」と振り返った。
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1月10日に亡くなったデヴィッド・ボウイ。
最後のアルバム、『★』は誕生日の1月8日に発売になったばかりでした。
プロデューサー、トニー・ヴィスコンティがは、収録曲「Lazarus」が死を意識したメッセージであったことを明らかにしています。
D・ボウイ、死の直前発表曲は別れの挨拶だった!【1月12日のニュース】
ボウイが、死に際して、大掛かりにしない主義なのかは分かりません。
フレディ・マーキュリーの追悼ライブにボウイは参加していましたが、フレディは大掛かりな追悼ライブを好んだことでしょう。
少なくともフレディと比べると、ボウイのほうが大掛かりな追悼ライブは似合いません。
『★』を含めて、ずっと地味なアルバムをボウイは出し続けていました。
むしろボウイは『レッツ・ダンス』時期以外は、すべてカルトな音楽をするアーティストでした。
それだけに、ボウイ死去後のボウイに対する熱狂は驚きです。
でもボウイの追悼ライブはやってほしいです。