「孤狼の血」 | mot 映画レビュー

mot 映画レビュー

評論家の批評や世間の評判に左右されない自分自身の素直な感想を飾らない言葉で書こうと思います。点数含め参考程度に読んでください。でも観た人にとってしっくりとハマる映画こそが、その人にとって"いい映画"だと思います。

「孤狼の血」

監督:白石和彌

出演:役所広司、松坂桃李、真木よう子 ほか

(日本)

 

ああ、、暑苦しくてギラギラしてる。(笑)

でもこんな日本映画最近観てなかったかも。

 

役所広司さんが最高にカッコいい。面白い脚本と魅力的なキャラクターなのでノリノリで演じてたんだろうなって思った。

松坂桃李くんもなかなか光っていた。映画の中で彼の成長…と言うより変化がとても演じ甲斐があったのかな。

物語は意外にも警察寄りでバディムービーの王道な感じだけど、つまり新任刑事である松坂桃李くんを通すことで、バイオレンスものや極道ものをあまり観てない人でも(ストーリーに)入り込みやすいのだと思う。その反面ただしバイオレンス描写はエゲつない。

日本版「トレーニング・デイ」と言ったところ。

 

とにかくこの2人のキャラ力でぐいぐい引っ張っていく本作ですが、、、

警察サイドに重点を置いてる反面、極道側・・・ちょっと惜しいと思ったのは自分だけだろうか・・・

竹野内さんと江口さん・・・確かにカッコいい。

けど、こんな感じのカッコよさいるかな?それよりももうちょっと"深み""凄み"の方が欲しいような。

 

までも、なんだかんだ言って久々の骨太日本映画でした。

 

満足度 8/10