「悪女/AKUJO」 | mot 映画レビュー

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評論家の批評や世間の評判に左右されない自分自身の素直な感想を飾らない言葉で書こうと思います。点数含め参考程度に読んでください。でも観た人にとってしっくりとハマる映画こそが、その人にとって"いい映画"だと思います。

「悪女/AKUJO」

監督:チョン・ビョンギル

出演:キム・オクビン、シン・ハギュン ほか

(韓国)

 

主観アクションではじまり、それが客観に変わるタイミングの見事さ、そしてそこからグルグルと動くカメラワーク。

中盤バイクのアクションやラストのアクションも口あんぐりの凄さ。

最後の最後、バスに近づいていく1カット(風?)の一連のシーンがこれまたすごい!

 

 

主演のキム・オクビンさん、凛とした雰囲気と端正な顔立ちで大変お美しくカッコよく、キレのあるアクションをこなしておられました。

冒頭のアクションは他の女優さん。彼女が死亡(と見せかけて)→整形という運びでキム・オクビンさんにチェンジ。

主役のネームバリューが必要なのは分かります。

 

しかし、、、個人的に整形前の女優さんがいいです・・・

自分だけでしょうか。

彼女の方が、どこか宙ぶらりんで不安定な揺らぎと危うさが感じられて・・・

その方が内面が爆発した時のカタルシスが大きいと思うのですね〜。

 

 

アクション(というか撮影)は本当に凄いです!

ドラマ部分の高揚がアクションとリンクしたら・・・という感じでしょうか。

 

満足度 6/10