元北朝鮮在留日本人妻・斉藤博子さんとお会いした。

彼女は、戦後、在日朝鮮人と結婚し、

夫と共に北朝鮮へ渡り、

十数年後、日本に帰国。

現在は、日本の大都市に住んでいる。


会談の主旨は、

我が輩がコーデイネーターを務める下記のシンポジウムのためだ。


日時  2008年4月19日(土) 午後1時30分から4時30分

場所  港区勤労福祉会館(JR田町駅徒歩3分、都営地下鉄三田駅徒歩1分)

主催   脱北帰国者支援機構

参加費 無料

題名 日本人妻・斉藤博子さんは訴える! 一刻も早く日本人妻等の救出を!!


我が輩は、コーディネーターは、4回目となるが、

その責務は、

「パネラーの持ち味を十二分に発揮させることにある!」

と確信している。

ゆえに、あらかじめお会いし、

著作・論文等があればそれを読み込み、

TV報道、新聞や雑誌等の記事があればそれを視聴・拝読し、

当該パネラーの特徴および特長を把握したいと考えていた。


実りのある会談だった。

斉藤さんと我が輩、そして同行してくれた坂中所長は熱く語り合った。

「日本の世論を喚起し、日本人妻の早期帰国を実現しましょう!」

「福田首相に会い嘆願書を提出しましょう!」

等々、大いに盛り上がった。


帰路、新幹線の時間に余裕があったので、

遅めの昼食を「天一」でとる。

すると、窓越しに異様な生物を発見。

「やややっ!?

 怪しい人!!」

旧知のアートン社長の郭さんだった。

「これも腐れ縁かもなぁ」

と思い、店の人に断ってダッシュ。

「カクさ~ん! 郭さ~ん! かくさ~ん」

まさか銀座で怪しい初老の男の姓を3度も叫ぶとは思わなかった。

どうせなら銀座の中心で愛を叫びたかったのに・・・。


「おお!」

「郭さん、何してるんですか、こんなところで」

「いや、まぁ、忙しいもので」

「今、会社はどちらに?」

「新宿です」

「じゃ、一度、行きます」

「よろしゅう(彼は関西出身)」


昼食後、

悪ガキの頃から好きだった

 銀ブラ(銀座をブラブラするの意)

した。

今日は歩行者天国。

ハーモニカを一生懸命ふいている背広を着た初老の男性が
印象深かった。


東京駅前の八重津ブックセンターに寄り、

ベストセラーおよび新刊をチェック。

帰りの新幹線は爆睡状態だった。