3月13日(木)

神奈川大学体育会テコンドー部の指導を終え、

尾崎と合流し、

地元の寿司屋でミーティングと慰労。

「・・・・・・」

「・・・・・・」

K-1・MAXショックもなくなり、

心機一転、

来年のK-1MAX制覇に向けて始動開始!


午後8時40分、大磯プリンスホテルへ車で移動。

河野太郎衆議院議員と会うためだ。


ホテル到着後、

河野さんから指定されたモロキニというラウンジへ。

席につくと、

「35年ぶりかなぁ、ここに来たのは」

と感傷にふける。

小学生の頃、同級生と共に

ホテルの施設・大磯ロングビーチに来たのだが、

おおきな飛び込み台から飛びおりることができなかった苦い思い出がある。


約束の9時15分ピッタシ。

河野さんが秘書とともに到着。


「その節は、ご多忙の中、尾崎の応援、ありがとうございました」

「ありがとうございました」

「いえ、こちらこそ。 大変、迫力があり、おもしろかったです。

 それにしてもおしかったですね。

 河さんが、隣で解説してくれたのですが、

 この分なら判定で勝ちます、

 と言ってから、すぐ、あの蹴りでしたから」

「後、10秒でしたから」

「河さんのブログで、

  あれはダウンじゃない!

 と書いてありましたが」

「ええ、絶対あれはダウンじゃありません。

 プロの試合で、あの程度でダウンをとられたらプロの試合とはいえません。

 しかも残り10秒ですから。

 ダウンをとらないで継続させるべきだったと思います」

と、K-1MAXの試合で盛り上がった。


尾崎もかなりうち解けていた。

秘書の矢野さんが、

練習方法、減量、顔面を打たれたときの痛さ等々、

格闘技オタクのような質問をしたが、

尾崎は、そのすべてに楽しそうに答えていた。


現在、国会会期中。

河野さんは、自民党のホープの一人で多忙である。

なので、だいぶ前にふれておいた懸案をあらためてお願いした。

「河野さん! 尾崎の後援会長ないしはファンクラブの会長に就任してもらえませんか?」

「わかりました。応援させていただきます」

「ありがとうございます!

 尾崎! よかったな!!」

「はい!」


流石は大物!

さわやかに快諾してくれたので嬉しかった。

「政治家は、さわやかさが一番!」

だと我が輩は考えている。


「3月30日に、私どもの会合があるのですが、そこで尾崎君を紹介しましょうか?」

「どこであるのですか?」

「ここです」

「もちろん尾崎を参加させます。

 どうでしょうか、懇親会の時に、尾崎の演武を披露しましょうか」

「それはもうよろしくお願いします」


1時間15分程度の会談は、

終始、なごやかな雰囲気だった。

秘密情報をひとつ。

河野さんも、尾崎も、酒がまったくダメなのだ。

そのかわり甘いものに目がない。

尾崎は、食事に連れて行く都度、

ケーキを

 ペロリ!

と最低でも3皿は平らげるので、

「おまえ糖尿病間違いなしかも?!」

と常に観じる。

今日も2皿を平らげた。


河野さんも甘いものが好きらしい。

「ショートケーキ下さい」

「申し訳ございません。あいにくショートケーキが売り切れでございまして」

河野さんかなり残念そうな顔をしながら

「そうか・・・・。じゃぁ、このケーキを下さい」


かくいう我が輩も、40歳を過ぎた頃から酒量が減り、

最近はあまり飲まない。

けれども、

「酒がなくとも相性が合えば酔えるのだな」

と観じたグッドな大磯の夜だった。