昨日のブログで書いた

 ー先生! 僕が就職できなくてもいいんですか?

という

「就職君」のような

自分のことしか考えていない社会性が欠如している輩は、

なにも高崎だけに生息しているわけではない。


今年の夏、

福岡に出張で行った際、

 『西日本新聞』

という

めったにお目にかかれない新聞を

博多都ホテルのロビーで読んだことがある。


そこには次のような記事が載っていた。

福岡県警が「暴力追放ビデオ」を制作した。

内容は、暴力団に憧れてヤクザになった若者が、

暴力団組織の犠牲になっていくというものらしい。

これを福岡警察が、福岡県内の教育委員会を通じて

小学校、中学校、高校に配布しようと計画していた。


ところがである。

ある暴力団が、教育委員会に次のように請願したという。


 ーこんなビデオを学校で上映すると組員の子供がいじめられる!

   これは人権侵害だ!

  上映しないでほしい!!


我が輩は、おかしくって前歯が抜けそうだった。


数日前、高知出張の際、

ANAの機内で読んだ新聞には、次のような内容が載っていた。


ある小学校で、

児童が校庭にあった石を校舎の窓ガラスになげつけて割った。

教師がその児童の親に苦言を呈すると、

親は次のように反論したそうだ。


 ー石を置いてある校庭に問題がある


我が輩は、おかしくって、何とか残っているすべての髪が抜けそうだった。


現代日本は、

 ー所得格差の時代

といわれているが、

我が輩に言わせれば、それだけではない。


現代日本は、

 ー社会性の格差の時代を迎えている!

首相官邸の中心で叫ぶことができる。