ここ数年、横田南嶺さんの著書を出るたびに読んでいる。
雑誌「致知」の影響である。
臨済宗円覚寺派管長であられる横田さん。私は、別にそれほどの仏教徒ではないが、仏教の教えをかみ砕いて教えていただいている。当たり前と言えば、当たり前のことだが、心にしみてくる。
「無」と向き合うこと、自己と向き合うこと
何事にもとらわれない
何事にも流されない
真の自己を確立させるための知恵
それを無門関からかみ砕いてお話しいただける
五部構成というか、第一講から第五講まであります。
・一度自己を無にしてみる
・真実の自己を確立する
・主体性を持つ
・生死の一大事
・理想を掲げて現実を生きる
で構成されています。
最初から読むのもよし、途中の講から読むもよしです。
心静かに、読みたい一冊です。