カナダはオーストラリア・ニュージーランドと同じ英連邦に属していますが、隣接する米国との経済的な結びつきが強い国です。このカナダの通過がカナダドルとなります。
カナダの経済の中心は貿易が占めているが、全輸出量の8割近くは米国向けで、米国からの投資額も大変多く、米国経済にも影響を受けやすくなっています。
豊富な資源に恵まれており、代表的な資源国通貨のひとつに数えられています。実際に原油の埋蔵量などはオイルサンド(原油を含んだ砂岩)も含めれば、サウジアラビアに次ぐ埋蔵量を誇っています。また、原子力に使われるウラン鉱石は世界一の産出国で、金の生産国でもあります。
貿易収支は黒字が続き、政治的・経済的に安定している為、カナダドルは他通貨と比較しても突出して安定しています。
ただし、原油の価格高騰・サブプライムローン問題に端を発した米国の経済失速など、今後のリスク要因が全くない訳ではありません。米国から資金流出が続けば、カナダドルにも大きな影響があるのは必至です。
◆ カナダ(Canada)
面積 997.1万k㎡
人口 3,161万人(2006年)
首都 オタワ
◆ 基礎データ
主要産業 金融 ・ 保険 ・ 不動産業 ・ 製造業 ・ 鉱業 ・ 商業
GDP 1兆4,393億ドル(2006年)
貿易額(2006年)
・輸出 4,556億NZドル
・輸入 4,043億豪ドル
◆ ポイント
カナダ円(CAD/JPN)に影響を与えるドルカナダ(USD/CAD)の為替レートは、米国企業のカナダへの投資が多いために、その資金需給などで動く事があり、また原油価格や金価格などの影響を受けやすくなります。輸出に大きく依存する経済などで、カナダドル高は、経済成長にはマイナス要因になります。政治的には経済的に豊かなケベック州のカナダからの分離独立という問題を抱えています。
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