ニュージーランドはオーストラリア と同じ英連邦の国です。その通貨がニュージーランドドルで、通称『キーウィ』と呼ばれています。オーストラリア・カナダ・南アフリカなど天然資源に恵まれる国と共に、マーケットでは資源国通貨として認識されています。
しかし『資源国』と言われながらも、貿易の中心は農産物や木材の輸出に留まっています。天然ガスなど多少の資源はあるが、貿易を牽引するほどの力はなく貿易収支は赤字で、経済規模もオーストラリアの5分の1以下程度です。
一方、ニュージーランドの金利は、豪ドルと同じように高い水準を維持しており、投資対象として高い水準を維持しているものの、国内経済に投資資金が集中しすぎるという問題もあります。
豪ドル・ニュージランドドルなどが高金利であることの理由は、国の経済規模が小さく短期資金がつねに足りないため、高めに設定されているとも言われています。特にニュージランドドルは流動性が低く、高金利通貨で機関投資家などにも好まれる通貨であり、経済指標の内容次第では激しい値動きを見せる可能性もあります。
◆ ニュージーランド(New ZeaLand)
面積 27.5万k㎡
人口 415万人(2006年)
首都 ウェリントン
◆ 基礎データ
主要産業 畜産を中心とする農業と農作物、近年ではバイオ分野・映画産業にも注力
GDP 1,557億ドル(2005年)
貿易額(2006年)
・輸出 346億NZドル
・輸入 408億豪ドル
◆ ポイント
高金利通貨であることで豪ドルとならび機関投資家などから人気を集めている為、政策金利の引き下げはニュージーランドドルの下落要因となります。また、豪ドルよりもさらに流通する通貨の量も少ないため、荒い値動きを見せる事もあります。投資資金による外貨で資本収支を支えたい半面、輸出国として、通貨高そのものが経済を低迷させる要因になるジレンマも抱えています。
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