中高年の女性にとって鍼灸がどの様に役に立つのか?



年齢を重ねてきた、中高年の女性にとって健康の維持、ひいては美容の維持などは
もっとも興味のある事柄のひとつでしょう。

人の体に優しい東洋医学。ご興味をもたれるかもしれませんね。

今日は、ちょっとその辺りについて書きます。


中高年の女性にお役に立てる。

いくつかとしては・・・・。


① 痛みの緩和  中高年の女性が経験する、関節痛、腰痛、頭痛など不快な痛みを改善します。

② ストレスと不安の軽減  中高年の女性は仕事や家庭の責任、家族のケアなど、さまざまなストレス要因にさらされます。副交感神経を優位にして、ストレスや不安の軽減に効果があります。

③ 自律神経のバランス  自律神経の乱れから不眠、消化不良、疲労などさまざまな症状を引き起こすことがあります。鍼灸は自律神経のバランスを整えて体の調和を促進します。

④ 更年期症状の緩和 更年期は女性にとってホルモンの変化が起こる時期です。個人差はありますが、ホットフラッシュ、不眠、イライラなどの症状が現れることもあります。
            鍼灸は体内のエネルギーバランスを整え、更年期症状の軽減やストレスの緩和に役立つ可能性があります。

個別に言えば他にいろいろありますが
わかりやく書けばこんな感じです。

どうでしょう?
ちょっといい感じではないでしょうか。

鍼灸の治療は個々の状態や症状に合わせて行われます。
鍼を刺す経穴や刺鍼の深さ、刺激の強さなど、個々の状態に応じて最適化します。

むやみやたらと強い刺激が良い訳ではありません!患者様の体力と状態を見極めて施術する事が大切です。

痛みが取れたら、それで終わり。と考えている方も多いのですが

鍼灸は健康を維持する予防的なケアにも役立ちます。


定期的に施術セッションを受けることで、基礎体温もあがり、慢性的に腰痛や肩こりなど
不快な体のお悩みがなくなった実例などは枚挙に暇がありません。

もちろん、「今ある腰痛や肩こりをなんとかしたいだけ!」

であれば、それはそれになりますが・・・・。

少しでも健康な体、不調をすぐに感じる事ができ、やりたいことができる体にするためには

定期的に続けていく事は必要です。

その中で個別に必要な健康管理のための情報は、個別にお伝えする事になります。

人によってお体が、ライフスタイルが千差万別なので、どうしてもそうなります。


体のバランスを整え、健康状態を維持することができます。


鍼灸の施術は安全で非侵襲的な方法ですが、個々の体質や健康状態によっては適応できない場合もあります。

食事もとれないくらい体力の弱った方などは、内服で行う。漢方湯液や推拿などが適しています。

経穴をしっかり狙ってはずさない鍼灸は、本数は少なくとも効きます。
痛いところの患部に沢山の鍼打つ近年の技法とはまったく違います。

昔ながらの技術ですが、古いものは歴史の裏付けがあります。
案外いいものですよ。