立春もすぎましたが寒い日が続いています!

※画像はAC素材様より

今年は暖冬でしたが
寒さの影響もあって手や足、特に末端部
指先の色が悪くなったりしている方も多い様です。

先日から数件ほど
”しもやけ”の症状でご来院をいただいています。

ある方は
皮膚科に通われて
塗り薬と服用薬を処方されて
3週間ほど様子をみていたそうですが
一向に改善しなかったという事で
ご相談いただきました。

「例年、しもやけにはなったことがない」
という事でしたが

脈診・舌診してみると
胃腸症状が低下しており
冬に入った頃からずっと
下痢や便の渋りがあった様子です。

お腹が冷えている状態です。

内蔵が冷える場合
生命保護のため、手や足への血流より
内への血流優先とするのが人体のメカニズムです。

生命維持にとって
手や足は二の次になるわけです。

対処療法として
手や足の末端を暖めるという処置も有効ですが
”ひもやけ”は冷え症の症状
(現代では低体温症といいますね)

きっちり治していく場合は
内に対してのアプローチも必要です。