■H2SXSE+故障診断機の接続確認

 KITACOの電源取り出しケーブルは、故障診断コネクターより

電源を取り出しているため、正常に故障診断コネクターが動作

していることを確認するため、

カワサキオートバイ専用のOBD2故障診断機を入手しました。

今回は、ebayより『OBDⅡ Scanner3001』をチョイスしました。

H2SXSE+2021年式〜以降モデルのOBD2診断コネクタは、

特殊な様で探しました。

■昨日に到着したので、本日早速接続確認です。

■診断機を故障診断カプラー6Pに接続して、

 電源ONです。

自動的にスキャンされて、対応したプロトコルが自動選択されました。

Kawasaki H2SXSE+2021年式のOBD2プロトコルは、

ISO15765-4CAN(11bit)の様でした。

■接続成功後に『メニュー』画面が表示されました。

■適当に選んでみて、車体からの情報を表示することを確認できました。

■接続確認終了後にコネクタの検証です。

■故障診断機の6Pカプラの端子は、

 左上より、1、2、3

 左下より、4、5、6

 となっています。

 

■車両側コネクターのKITACOの

 電源取り出しハーネスの

 ACC電源とGNDを追っていくと、

 3番PIN(茶色)が12V(ACC)

 6番PIN(黒[黄])がGNDとなっていました。

 

■カワサキオートバイ専用の

 OBD2故障診断機の6Pカプラは、

 インターネットで調査すると

 下記の構成になっているようです。

 右上より、

 3(茶色)12V、2(水色)不明、1(青[黒])不明

 右下より、

 6(黒[黄])GND、5(青)CAN-、4(紫)CAN+

 

■故障診断機の6Pカプラの端子は、

 下記となっている様です。

 左上より、

 1(空き)、2(K-line)、3(12V)

 左下より、

 4(CAN+)、5(CAN-)、6(GND)

 

これで、ECUのログにエラーが表示されてもクリア出来ます。