このブログの当初のメインだった「職員のヒトリゴト」。
毎回、役場職員が交代で書いていたことで好評だったので、今後は増やしていこうと思う。

今回は管理者の僕が。


昨年の11月に異動となり企画広報係となって2ヶ月。

ケーブルテレビ、広報誌、ホームページの広報とイベントなどの企画を担当することになった。

しかし、どうやっても時間が足りない。


テレビの仕事は、基本的に1分の番組をつくるのに1時間かかる。

平均1人で1日5分の番組つくるので、約5時間を費やす。
残りの時間で、広報誌を仕上げる。
ホームページまで手が回らない現状である。

そこにプラスして、このブログと最近始めたTwitterがある。(こっちはプライベートだけど)


こうして、広報の仕事をして感じたのは、行政の広報のあり方。


テレビは、動画で伝えるという点と家族みんなで同一時間で視聴できるという点で行政の広報媒体としては優れていると思う。

デメリットは、職員の確保とイニシャルコスト。
テレビのことを全く知らない人が役場に入ってから、技術を身につけるため、簡単にはいかない。
長野県には、町営、村営のケーブルテレビ局がたくさんあるが、民放の再送信のみで自主放送をほんとんど行なっていない局もある。

次に広報誌。

これは難しい。
多分、全国の市町村で広報誌をやっていないとこはないであろう。
しかし、そのチカラの入れ方は様々である。
お知らせがメインの「お知らせ広報」。(とりあえず、お知らせばかり)
市町村民の生活を伝える「情報広報」。(実際に現場にいって取材したり原稿書いたりと大変)
どれが良い悪いはないと思うが良いものを作ろうと思ったら、お金も時間もかかる。
どこで線引きをするか担当者の悩みどころである。
今年は、この広報誌にチカラを入れていこうと思う。

最後にホームページ。
正直、見ている人いるのかなと思う時もある。
役場に問い合わせたい時があって、ホームページを見て解決する人って、ほとんどいないと思う。
大抵は電話をしてくる。
僕自身も行政の仕事をしていながら、他の市町村のホームページを見ることってまずないです。
ただ、これだけインターネットが普及しながら自治体のホームページを見ないのには、作り手側(自治体側)の責任があると思う。
今年は、そのへんも研究してみるか・・・。

しかし、最近のブログやTwitter、You Tube等の即時性の情報やそれに対するコメントや返信を見ると、自治体のやっている広報って少し見直さなきゃなと感じる。

そのうち、行政の広報って全部ウェブになってしまうかも・・・。