おかげ様で、今年、係長に昇進することができた。

部下、1名。

これまでとなんら変わらない日々を過ごしていた。

そんな、ある日。

総務係ミヤタ「今度、係長研修会が上田市であるんで行ってきてください。」

夏の上田市。
川上村から約2時間。
暑い。
2日間。
1日7時間講義。

高校、大学、役場とすべて”体育推薦”で入った僕は、人生の中で勉強というものをしてこなかった。
ましてや、大学は体育大学。
1時間目 水泳。
2時間目 陸上。
3時間目 野球。
4時間目 器械体操。
放課後  部活

そんな毎日である。

そんな僕が・・・。

研修内容は、主に「マネージメント」「コーチング」「部下への接し方」等など・・・。

すかさず睡魔が襲ってくる。
そして、悪魔のささやきが・・・
(悪魔)「どうせ、勉強したって、部下が1人しかいなんだぜ。お前が成長したって変わらないぜ。」
(僕)「たしかに・・・ぐぅぐぅ

そして、1日目が終わった。


2日目。
実際に、問題のある部下を持った場合の適切な接し方を学ぶ。

例題:ある日、A主査に仕事を依頼しました。A主査は快い返事で「すぐ、やります。」といいました。
しかし、2週間過ぎても、報告がありません。
他の職員に聞くと「Aさんは、いつもあんな感じで、いつやるか分かりませんよ。」
あなたならどうしますか?

答え(僕)「とりあえずキレて、一発、気合を入れる。」

正解は・・・ブッブー!
「A主査が、スムーズに仕事ができるように、チーム体制を組むなどし、A主査に何か責任を持たせるような役割をつけるのも、一つの手段でしょう。あとは、定期的に「あれ、どうなっている。」など声をかけることも必要ですね。」

係長、面倒くせー。

まっ、そんなんでも何とか研修は終わりました。

しかし、2日間の研修のせいか、頭が痛い。
家に帰って、妻に「頭が痛いんだけど・・・。」

そして、手渡された”エアーサロンパス”。シュッー!

やっぱ、頭の筋肉痛には、インドメタシンです。