今年も居倉地区の道祖神まつりのひとつ「おんべきり」が行なわれた。


「おんべきり」は巨大な御幣を作って祭る行事。


居倉地区を上地区と下地区に分かれ行なわれます。

夕方の6時くらいから作り始めて、夜中の12時に居倉地区の中心でおちあいます。


ということは、子供たちにとっては「寒く」「眠く」そして重さ10キロ(子供用)のおんべを担ぐため「辛い」行事です。


おんべは9時ぐらいになると出来上がり、居倉地区を端から1軒1軒まわります。


これが「神の御年始」。


「おんべ」は神様。(紙=神?)

いわゆる、神様の新年のご挨拶まわりといったところでしょうか。


そして、すべての家をまわり終わり、いよいよ2つのおんべがぶつかりあいます。


おんべ2


上地区のおんべは「女」。下地区のおんべは「男」。


なぜ、ぶつけ合うのか、僕たちには理解できません。(男女の関係なのに)

それとも昨今の男女関係を意味しているのか?


そして、祭りは最高潮へと。

その時、気温はマイナス15度。

なんと、あいにくにも、この冬1番の寒さ。


「今年はやらないな。」


誰もがそう思った。


しかし、次の瞬間。


出たー。


居倉の「パッと見、もこみち。やること江頭2:50」。





おんべ1

新年早々、今年もやりました。