オンラインサロンの中でLIVEを毎週行っています。
先日、LIVE の中でこんなやりとりがありましたので少しシェアします。
例えば、
女性「沖縄いきたい!」
男性「いいね!」
というやり取りがあった時点で、
女性は男性に具体的な行動(いつ?沖縄のどこ?のリサーチ、提案など)をしてほしいと思っている。
しかし女性は、「いついく?沖縄のどこがいい?」と言う具体的な言葉は言わない。
男性からすると「行ってもいい」というイエスの返事をこちらがしたのだから、
今度は言い出しっぺである女性がもう少し具体的な提案をしてくるハズ、
それが何日か経ってもないということはその場の勢い、エモーショナルで衝動的に言っただけなんだろう、、、
というのが心の中だ。
しかし、女性は「自分の気持ち」を伝えて、男性が「良いね」と言う共感があり、
一緒に話して盛り上がった時点で、二人の温度は同じであると思っている。
だから、男性に決めてほしいと思っているのに、相手はなにも提案してこないし、何なら二択にこっちがしないと何も言わないので、とにかく話が進まずイライラする。
全部こっちの言うことを聞いてもらってる感じで居心地が悪くなる。
男性側の視点でいうと、おそらく温度差はある。
男は、温度差があっても、女性を喜ばせたいが本能的にあるから、イエスと言う。
でも、全部男が決めていく感じになるのはおかしくない?と思っている。
でも、である。
女性は、男に決めてほしいと思っている。なぜなら、決めてほしい=大切にしてほしい、だからだ。
結婚する前、まだ恋人の頃は、すぐに男は決めてくれたのに。
いや、予約とか、どんなふうにやろうか、予算とか、そんな途中経過を楽しみたい、のような、
二人で作っていくプロセスを女性は楽しみたいと思っていて、そこに愛情を感じるのだそうた。
だから、全部男性が一人で段取りするのも女性にとつては辛いことであるのに対し、
男は全部一人で決めたいところもある。それが「できる男」の証明になるから。
そう、サプライズほどでもないが、女性にすごいって言われたいのが男性だし、
「こんなの初めて」に弱いのも男性である。
時折サプライズで外す男がいるが、それはただの自己満足で、
相手が何をしたら喜ぶか見えてないからそうなるわけで、そこがわかると女性は悲しくなる。
時と共に記念日に求めるものが変わってくる。
熱狂や、うわーっではなくなり、そこに求めるのは、しみじみとした幸せであり、穏やかな時間であり、 安心感である。
そんな些細なことに喜びを感じあえるためには、普段の会話がいかに必要か。
今こんなことに興味がある、とか
あのアイスが美味しそう、とか
普段の生活で、相手に関心を持って拾っていく。
ひとは、誰かが自分に関心をもってくれてるのを感じられるのが嬉しい。
だから男性に大切なことは、女性に関心を持つことと、そして関心を表現すること。
ただ、重大な問題がある。
相手に心から関心を持てるようになるには、先に自分を満たしておくことが前提として必要であるということ。
つまり、自分で一杯一杯だと、相手にまで関心を持って気を配れる余裕がない。
女性が求めている愛情は、自分に関心を持ってほしい、というタイプの愛情だから、
自分に関心を持ってくれていない、私にもっと入ってきてほしいという寂しさを常に女性は抱えているのかなぁと思う。
そして男。
男性も本当は話を聞いてほしい気持ちを持っている。
しかし、女性の話を優先するという過程で自分のことを言うタイミングはなくなったり、
仕事のことを家に持ち込むなんてご法度、という通念もまだあったりするので、あまり聞くとこはないかもしれない。
言えない男性もたくさんいることを知ってほしいものである。
男性が女性に求めているものは、同じ。本当は関心を持ってほしい。
叱咤激励やダメ出しでなく、どうしたの?と言う優しさを求めている。
その女性の優しさの中で、男性は自我を見つめ、自分と向き合う勇気をもらう。か
どうしたの?と聞かれて言いにくいこともあるし、口が重い男性もいる。
しかし、結果いう言わないじゃなく、女性が自分に関心を持ってくれたことが嬉しい。
だから男性はその感謝はちやんと伝えないといけない。
男性は、女性の願いを叶えたいを本能的に持っている。問題解決の脳です。
だから、女性の望みを聞いた時、
今自分の持っている知恵や知識で解決できるか、叶えられるか、を男は瞬時に考える。
叶えられそうな場合は、前のめりになるし、
叶えられないと思った場合は、チーンって一瞬思考が止まる、調べるか、
それでも無理な場合は、逃避する。
男は、解決策が浮かばないって言えない生き物。
それを自分から口に出すということは、言ったら男としての能力が低いと言ってるようなものてある。
だからだんまりになるのである。
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