院長がFM FUJI 情報番組ACTUS内の美と健康そして心が幸福になるための情報を紹介しているコーナー、『Health and well-being』で、『ストレートネック』について出演いたしました。

頸椎(くびの骨)は7個の骨から形成されています。本来は生理的前彎といって、前にゆるやかに彎曲していて、そのアーチによって頭の重みを支えています。最近みなさんが話題にしている「ストレートネック」や「スマホ首」は、その名前の通り、このアーチがなくなってしまい、頭が前に出てしまう首の骨がまっすぐになっている状態のことを意味しています。骨が変形してしまうというよりも、首回りの筋肉が緊張してしまい、それに伴って肩と背中の筋肉が張ったような状態になり徐々に首の骨がまっすぐになってしまう状態です。そうなると頭の重みを全部首の後ろの筋肉で支える形になり、筋肉が引っ張られて、それによって痛みが出てしまいます。

おすすめのストレッチがいくつかあるので、首の周りの筋肉をほぐしてあげることが大切です。胸鎖乳突筋は首の前の筋肉で頭蓋骨と鎖骨を結ぶ筋肉で、この筋肉が硬くなってしまうとストレートネックになるので、片方の手で鎖骨を押さえてそのまま顎をグッと上に上げて反対側にグーッと伸ばしましょう。

ACTUS (lekumo.biz)