㊗️38歳クラッカー

潤誕小話 です。



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8月30日。
自分自身の誕生日。

特に何かするという訳でも、感慨に耽るという訳でもないが、今日は1日オフにしてもらった。

朝からルーティンや家の細々とした用を終え、さて後は【Enjoy】にアップする記事を仕上げるだけ・・・。

一息つこうとソファーに深々と腰掛けた時に、スマホが着信を告げた。

─ 相葉くん?

着信画面はビデオ通話の表示になっている。
ちょっと躊躇ったものの、カメラオンで応答をタップした。

「は、『もしもぉ~し!潤!?』

デカデカと鼻の穴のドアップが映ったかと思えば、電話越しでも分かるほどテンションの高い声が耳を突いた。

『おーい!潤?聞こえてんのぉ?』

「・・・聞こえてるって。声デカいよ。それに画面、鼻の穴しか映ってない。」

『えぇ?ヤダ!恥ずかしい!』

何を今更、と笑いを堪えていたら、ようやく相葉くんのバストアップが映る。
と、同時に相葉くんを抱きかかえるようにピッタリとくっつく・・・、

「翔さんも一緒なんだ。取材?」

『やっふぉー松潤。元気ですかっ!』

何なんだよ・・・二人してムダにテンション高いな。

『たまったましょうちゃんと取材一緒んなったの。
でね、ちょこっと休憩中。』
『今日は松潤の誕生日だし、電話するって雅紀が言うからさぁ。』

─ あ、そういうことね。

『ごほん・・・えー、松本潤くん!38歳のお誕生日、』
『『おめでとう!!』』

せーの、って二人で顔を見合せつつ、超絶笑顔で祝福の言葉をくれた。
わざわざそのために忙しい中電話くれたんだ、って。
あぁ何か感動。

「二人とも、ありがとう。」

けど、ちょっぴり照れくさいのがバレないように、殊更クールを装う。

『でね、潤。』

相葉くんが言葉を続ける。
まだなんかあるの?

『今日はさ、月曜日でしょ?』

「うん、そうだね。」

『月曜だから、ze~ro~があるでしょ?』

「あるね。」

なんだ?何が言いたい?

『でね、時間カブりでデイリーハイライトもあって、おれが出んの。』

「知ってるけど・・・。」

確かにある。
けど被ると言っても、デイリーハイライトの方が始まりが早いし、15分くらいしか重ならないはず。

『潤は!おれのハイライトとしょうちゃんのze~ro~、どっちを選びますかっ!?』

「・・・は?」

『そりゃ、zeroだよなぁ、松潤?』
『しょうちゃんは黙ってなさい!』

相葉くんがめっ!って凄んでみせたら(全然迫力ないけど)、翔さんの顔はデレ~と崩れた。
・・・急に疲れが襲う。

『ハイライト観てくれるでしょ?』

まんま🥺な表情を向ける相葉くん。
やめろって。
翔さんほどではなくてもその顔には弱いんだ。

「えっと、ハイライト観て。被ってる時間は2画面にする、でいい?」

俺は何を言わされてるんだろう。
もうとっとと通話を終わらせたくて仕方ない。

『くふふ。ありがと潤♡』

相葉くんが甘く笑うと、翔さんは鋭い視線をこちらに送る。
ほんっとに。
さくらばカップルめ。

「じゃあね。二人とも、パラ閉幕まで頑張って。
・・・電話ありがとね。」

『じゃまたねぇ~!』



スマホ片手にガクリと項垂れる。
全くあの二人ときたら。

大体ね、どっちの番組も録画してるっての。
観るの観ないのって、あんま大差ないの。

疲れる、けど相変わらずな二人に笑いも込み上げてくる。
こうでなくちゃって思うけど、俺たちがいなくて大丈夫なのかな?って心配にもなる。


なるようになる?
まぁいいか。


とりあえず。
今夜の二人の活躍を楽しむとしよう。



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HAPPY BIRTHDAY    潤くんキラキラ

なかなか会えなくなってしまったからか、
たまにお目にかかれると、おぉっルンルンと嬉しくなります。

映画の公開が近くなったら色んな番組に出演されるでしょうね。
楽しみに待ってま~す爆笑


元々の局が違うから番宣では叶わないかもしれませんが。
雅紀くんのマナブに出演してほしいなぁチュー

麗しきモデルズ💜💚の並びを観たいのよ~~~~~!!!!!