昨日および本日行われた決算特別委員会の備忘録です。

※議事すべてについてを以下で網羅しているわけではありませんので、詳細は後日ホームページに掲載される議事録をご参照ください。


●湾岸部と都心部をつなぐ交通網(BRT・地下鉄)について

Q)BRTの現状の都との協議状況
A)事業者の絞り込みが都で進んでいるとのことなので、今後その事業者も含めた協議のなかで中央区で検討してきた経過とその想いを伝える

Q)地下鉄について近隣区へのアプローチは
A)交通政策審議会のテーブルにまず乗せることが大事。近隣区にまだ具体的な話ができる状況ではない。
 ★実際のところ江東区には話をしているが、考え方が異なっている(江東区は錦糸町方面に延ばしたい)。「お互いに手を携えて」というところまで来ていない。現在、都へ各区から交通の希望が集まっており、それを選択している過程であり都としても回答しづらい状況。中央区としては個々の利害をこえたレベルの提案をしているので働きかけを必死に続けていく。

Q)BRTの停留所に必要なスペースの想定は
A)都バスが長さ12メートル程度にくらべ、BRTは18メートル程度。安全地帯は前後で10メートル程度

Q)晴海の選手村および改築後の豊海小学校の防潮堤について
A)豊海小と東卸住宅については再開発もあわせ東京都と協議中。朝潮運河の護岸整備(港湾局)と連絡調整・役割分担していく。


●自転車政策について

Q)自転車の安全な走行空間の確保は
A)東京都で2020年に向け視覚的に分離のできる自転車推薦ルートを整備するとの話

Q)自転車の保険加入について東京都は努力義務としているが区としての取り組みは
A)様々な機会で推奨している(他区では区民向け保険があるところも有)

Q)駐輪場の有料化にあたり区民の優先受付の有無は
A)特に考えていない

Q)ナビマークの導入について区の考えは
A)様々な手法で安全な走行空間の確保につとめる

Q)区道における自転車走行対策は
A)自転車専用レーンを確保することはスペース上、難しい

Q)歩きスマホ・自転車ながらスマホの対応は
A)各機関と連携し、様々な機会に周知をはかる


●その他

Q)公営住宅の空き家の応募状況について
A)年2回募集しており、区立で20~30倍、区営で30~40倍。空き物件が出てこない。

Q)児童公園の遊具メンテナンスについて
A)健康遊具が50基あるほか、健康こみち等。改修は15年ごと。

Q)街路樹の台風対策と被害状況
A)10月6日の台風18号では倒木2本と枝折れ4本。夏と冬の年2回剪定。

Q)公園の清掃委託
A)地区別で、京橋+日本橋と月島の2社に委託。毎年入札で決定している。

Q)電線地中化(共同溝)工事はいつ終了するのか
A)1路線5年かかる。埋設物など電線管理者と調整が必要。

Q)隅田川など水辺の景観づくりに対する考え方
A)都の堤防整備(上位計画)とあわせ親水性のある街づくりをしていく

Q)国家戦略特区への区の関与
A)東京のポテンシャルを活かす街づくりのため、東京圏区域会議で次のステップへ

Q)特区における東京駅前の位置づけ
A)八重洲側で3PJ(2事業)計画中。金融特区(兜町)では野村証券を中心ににぎわいを取り戻す。

Q)高優賃の工事が遅れている理由
A)銀座1丁目と浜町で遅れ。人員不足が原因。

Q)集合住宅の共用部改修費助成における備蓄倉庫への活用は
A)対象にはなっているものの、実績はあまりない。