早稲田大学鵬志会主催の早稲田政治祭に行って参りました。

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大隈大講堂で行われましたが、学生のみならず一般の方もたくさんお越しでした。


7部構成の4部までしか拝聴できませんでしたが、以下にご報告させていただきます。


【第1部】日本の閉塞感と政治・・・中田宏氏

大阪市の副市長としてちょうど名前が挙がった時だったので、会場からもその質問が出ました。

回答としては「正式なオファーはまだないが、世の中良くしようと頑張っている仲間を応援しない理由はない。総合的に判断しなければならない」という趣旨のもの。


【第2部】天下動乱の年~2012年を読む~  コーディネーター手嶋龍一氏

中国大使館公使参事官の湯本淵氏と米大使館政務担当公使のロバート・ルーク氏をパネラーに迎え、来年は両国のトップが揃って交代期になることから今後の環太平洋、特に東アジアの未来について語られた。

特にTPPとASEAN+3(+6)の議論は聞きごたえたっぷりで、手嶋氏の「アメリカは中国をTPPに招き入れたら良い」との提案には「他の加盟国の成長につながるのであれば良い」との意見が米側から示された。中国側からは「TPPもASEANも暫定的な仕組みであるから、いずれは整合性のとれる枠組みにしていく必要がある」との意見。


【第3部】日本再生~今こそ求められる真の改革~ 古賀茂明氏(元経産官僚)×長谷川幸洋氏(東京新聞)

東電の火力発電所売却については発送電分離への記念すべき一歩ととらずに、「改革話には利権がつきもの」と古賀節でバッサリ。

改革にも理念の有無により集まってくる輩が異なるようで、上述の火力発電所の売却には理念もなく利権が絡むので、利益を得ようとする人がたくさん集まると予測。

TPPについては両名とも「外圧を利用した改革は必要」という意見で、日本がこれから成長すべき分野である農業・医療・エネルギーの分野に規制が多すぎることが日本の成長を阻んでいると指摘。

『守るべきは農業という産業であり、農家ではない』という言葉に納得。


【第4部】業界研究『女性政治家』~女性が政治家として生きるとは!?~

民主党衆議院議員の田中美絵氏と自民党参議院議員の片山さつき氏をパネリストに迎え、蓮舫氏の夫でもある村田信之氏がコーディネーターを務められました。

片山さつき氏のパワフルさに圧倒されました・・・


以上、簡単ですがご報告でした。