4月に私と一緒に初当選を果たした渋谷区の小柳まさや区議。

実は、議員になる前に私と同じ金融業界で、しかも同じ短期金融市場で一緒にお仕事をしていた仲間でもあります。


その小柳区議が、いま必死に戦っています!!!


小柳区議に1票差で落選した、議長経験者でもある松岡定俊氏が、渋谷区の選管に不服の申し立てをしたところ却下され(開票通り認定)、次は都の選管に再審請求したところ都選管は小柳区議を「当選無効」とし、次点の候補者とのくじ引きで当選を決めるとの裁決をしました。


そこで小柳区議は都選管を相手取り、裁決取り消しを求める訴えを東京高裁に起こしました。

裁判は11月10日(木)11時30分から東京高等裁判所817号法廷で行われます。



(以下は小柳区議の了解を得て、みんなの党の東京地区地方議員に共有された情報をもとに作成しました)


今年4月の東京都渋谷区議選をめぐり、渋谷区選挙管理委員会が当選と認定したものを、東京都選挙管理委員会が1票が無効票であると認定して、初当選議員の当選を無効と裁決した問題で、当選無効とされた同区議の小柳政也氏=みんなの党=が都選管を相手取り、裁決取り消しを求める訴えを東京高裁に起こし11月10日、11時30分に初公判が開廷される。

訴訟で小柳氏の訴えが退けられ、都選管の判断が確定すれば、最下位当選者が2人同数で並ぶことになり、渋谷区選管が『くじ引きで当選者を決める』何とも稚拙で異例の自体となる。

初当選の小柳氏と相対時するのは、1票差で落選した、渋谷区議会で3回当選、議長などを歴任して将来を嘱望されている大物議員、自民党所属、松岡定俊氏(56歳)である。


今まで何十年も渋谷区は、区長以下、大御所議員はすべて自公で固められて無風状態であったが、今年の選挙で、自公が過半数割れしたために波乱が起きている。
【全34議席 自7 公6 民7 共6 みんな3 無5】


一部には、「自民党は小柳氏の議席を奪い、松岡氏(自民)を当選させることに躍起になっている」との見方もあるようだ。


小柳氏は、「渋谷区選挙管理委員会が認定したものを、東京都選挙管理委員会が覆した背景には、不可解な相関関係が存在する」と、以下の点を指摘した。


1)現在の都選管の委員長は元渋谷区長の小倉基氏(元自民党三塚派)である。

2)小倉委員長の娘は東京都議会議員の村上英子氏(自民党渋谷総支部支部長)である。

3)松岡氏は村上英子自民党支部長の選挙運動員であり支持者でもある。

逆を返せば、小倉東京都選挙管理委員と娘である村上英子自民党渋谷総支部支部長にとって松岡氏は、子飼いの身内的な存在である。

これは明らかに『選挙管理委員長は親族等関係者の利害に関わる審理裁決に参与してはならない』旨の地方自治法189条2項に違反している。


これは、力士と行司が手を組んでいるとすれば、こんなひどい八百長はない。


最近のことだが、区(桑原敏武渋谷区長は自公推薦です)が松岡氏を、渋谷区の功労者に認定したり、行政委員に抜擢したりと松岡氏をめぐる動きが活発になっているのが気がかりである。


現在、小柳氏は地道に、街頭でチラシを配布したり、ポスティング、新聞折り込みなどの活動を続けている。更には、ブログやツイッタ―などで発信しているが、区民の反応は以下のようなものだそうだ。

「がんばって、応援している」

「自民党に負けないで、許せない」

「ふざけている。すべてを裁判で明らかにしてくれ」

「一度決まったことを、ほじくり返すなんて、おかしい」

「議長までやった人が、往生際が悪い」

「署名活動とか、どうにかならないの?」


裁判に小柳氏が負ければ、くじを引いての勝負だそうだ。
何とも納得の行かない裁判が始まる!!