5月に瓦礫撤去に訪れた石巻に、震災後半年過ぎた今日ふたたび訪問しました。

今回は仙台・名取・女川・石巻の現状把握と、復興支援事業が目的。

被災地の状況は、今もまだまだ厳しいものがありました。


人が暮らす地域のライフラインは復旧しているものの、壊滅的な被害を受けて今後の街づくりが白紙のエリアはまだまだ復興の道筋自体を描く状況にないことに驚かされました。

(社)石巻災害復興支援協議会の方にお話を伺いましたが、ボランティア団体やNPOの業務としては「被災地が求めているもの」が中心。

一方、各自治体で行っている業務もあります。(中央区をはじめ23区の職員も被災地に応援に入っています。)

「被災地が求めるもの」の他に「被災地に必要なもの」があると思います。

必要なものを揃えるのは、自治体の連携によるものもありますが、やはり国にしかできないものもあるのが現実です。

協議会の方によると「今、ひとつの校舎のなかに2~3の学校が存在し、そのそれぞれの間で摩擦が生じている」とのこと。
基礎自治体や県の権限の幅をもっと広げられたら復旧のスピードが上げられるのになぁと感じました。

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閖上中の時計は震災の時刻を指したまま。。。