去年の夏あたりからだったか、
ゆうこさんが自らの健脚を生かして近場の
低山登山を始めたいと言い出した。
異論はないのでなじみ深い経ヶ峰から始め
錫杖が岳、堀坂山、経ヶ峰(2)と登り
堀坂山(2)は5回目の低山登山です。
前回の堀坂山は堀坂峠からのショートコースでした。
錫杖が岳からはゆうこさん友達も加わり
楽しげなおしゃべり登山になってます。
この山は森林公園をスタートして堀坂山山頂から
堀坂峠に下り反対側の観音岳山頂から
森林公園に戻るルートが好まれているようです。
でも、15時には帰宅しなければならない我々は
今回は、堀坂山ピストンから始めます。
登山口にも3台ほど駐車スペースがありますが
森林公園の広い駐車場をお借りしてスタート。
ダラダラ登る長めの舗装林道を進むと
いきなり急な尾根道が始まります。
踊り場のような休憩ポイントはなく
どんどん、どんどん、ひたすらに高度を
上げていく登山道。アスレチックの様で
ちょっと楽しい。
木の根が自然の階段を作っていてくれているから
登れますが、なければ土の急斜面です。
木に感謝しながら登らせていただきます。
椿が一輪、蕾がたくさんありますから
7~10日後あたりはたくさん咲いているかも。
登り始めてから1時間ほどで急登が終わりますが
まだ登り続けます。
小さなピークには案内板がありますが、
下っては登り、また下っては登りの繰り返し。
初めは下った分また登らなければと文句を言っていた
けれど、リズミカルでこれもちょっと楽しいかな。
4つ目くらいのピークが堀坂山雌岳。小さな祠があります。
その先は緩やかな登りで間もなく堀坂山山頂757mに到着。
曇り空の眺望は空気が霞んでいていまいちです。
山頂は風が強く、結構寒くて手袋が脱げないほどです。
温まりたいので早速お湯を沸かし始めます。
ストーブの風防が風に飛ばされそうですが、
山頂標識の横のテーブルの風下側に壁があるので
登山者が少ないのをいいことにテーブルを独占して
カップ麺のお湯を準備。
山頂にもう一組いた二人連れが、天井の低い
避難小屋から出てきて写真を撮りたそうなので
山頂標識の前を譲ります。その後下山されたので
山頂は貸し切り。おにぎりとカップ麺のパワーは
すさまじく、あっという間に体温と元気が戻ります。
そしてコーヒーを頂いたら下山の準備です。
ちょうどそのころ次の登山者が山頂に到着したので
場所を譲って下山開始。
来た道を森林公園まで戻りました。
登り1時間40分、休憩1時間、下り1時間20分。
4時間ほどで帰ってこられました。
このペースだと観音岳周遊もなんとか行けるかも。
次回挑戦したいですね。