リオでもなかの手術をする! | 河合萌奈同好会

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もなか家リオデジャネイロで怒涛の新生活!
うちのわんこはかわい~もな~と
自慢のあなたはもうお仲間です!?
今頃になってクラシックギターも練習中⁉

うちのアメコカもなかの胸に1cm弱のしこりを発見してから、時間はたってしまったけど、何もせずに手をこまねいていたというわけではなくて、いろいろ悩んで一番いい方法は何か考えていた。日本に帰った時に信頼できるかかりつけ医に行って手術してもらいたい、でもいつになったら帰られるの、それまで持たないだろうし・・・そんな救いのないことを考えながらも、リオでたぶんよさそうと思った動物病院で相談をしていた。



しこりは小さくても3番目の乳腺にあり、1,2番目にも4,5番目にもつながっていて転移の恐れがあるし、もしかしてすでに転移しているかもしれないから、右の乳腺は全摘です。主治医のDr.アドリアーノは手術の傷は大きいし、15日間飼い主の私がケアしなければならないので、時間的に余裕のある日に手術を勧める。日本だったら3日くらいは病院で見てくれるかな・・・W杯もあってリオ中が落ち着かない時期に、さまざま予定があって忙しい時は避けて、まだ手術日を考えている猶予はあるのだろうか。いろいろ悩んでみて、私だけだとうまく先生と話がかみ合わないものだから、日曜日に”もなかのおやじ”のW氏と一緒に病院に行きました。でもそんな時に限ってDr.アドリアーノは不在・・・手術日の相談がしたいので、電話をくれるように受付嬢に頼んだが、電話は来ない・・・

忙しくてなかなかアドリアーノに会えずにいましたが、また別の日に行って、どうせ近所なので彼が不在であれば、予約台帳を見て診察の予約をしようと思いましたが、その時もまた不在で、別の先生と手術日の相談をすることになりました。

その先生は病理学の専門で、「Dr.アドリアーノに全摘の手術をアドバイスされました。」というと、もなかのしこりを見て「アドリアーノが?手術しろと?組織を取って調べてみましょう」という話になって、細胞診することになりました。こちらはようやく手術する決心ついたところなんですけど、違う先生に診てもらうのもセカンドオピニオンをもらえるということでいいのかなと・・・こちらはうまくポル語で伝えられないので、英語が話せる先生も来て、先生二人ががりの診察になりました。お互いへんてこりんな英語で話しやすかったのですが、”・・・次のアドリーアーノの診察は・・・金曜の朝に・・・”とその先生は”on Friday morning"

を何度も繰り返したはずなのですが・・・

その週の金曜の朝に行ってみて、受付嬢に尋ねるとDr.アドリアーノはいない、今日はSilvestres animaisの日だという、野生動物の診察日もあるのね・・・どうりで今日は犬も猫も待合室にいないはずだ。前回の先生は金曜日に来いって言ったはず、私が聞き間違えたの?おかしい・・・ポル語で言ってくれた方がましだったみたい。いったいいつになったら主治医に会えるんでしょうね。生検の結果も早く知りたいし・・・今度は受付嬢にちゃんと予約を入れてまた次の木曜日に先延ばし。

そして木曜日朝、受付嬢に尋ねる事柄をポル語で頭の中に入れて忘れないように(なさけない・・・)、もなかと病院に行くと、Dr.アドリアーノは受付の前で待っていてくれて、そのあと話はサクサクと進み、前回の検査結果を聞くと細胞診は悪性だと・・・もう逃げも隠れもできません。すぐ手術もしてくれるということで、リオで手術を受けることに決まりました。

そして手術の日、もなかは別に自覚症状はないので何もわかりませんが、私は手術すると決まってしまえばさばさばした気分でした。でも首輪もスヌードも外されて、看護助手の男の人にもなかが抱かれて連れて行かれたあとは、急に不安になりました。

手術後に摘出した組織は検査機関に出しますが、結果をもらえるのはかなり先です。


今回の件でリオでの犬の医療費の一応の目安に・・・

・超音波画像診断  R$ 145

・血液検査      R$ 94

・採血 R$ 10

・細胞診 R$ 80

・乳腺腫瘍摘出手術 R$ 1300

・麻酔 R$ 800

・一泊入院、薬 R$ 290

・組織検査 R$180


日本(都内)に比べて安いでしょうか。物価高のブラジルにしては納得価格と思いますが・・・


               



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