本日は憲法記念日。昭和22年(1947年)5月3日に日本国憲法が施行されてから70年目にあたります。
70年の間に世界情勢は大きく変化しました。特に近年、中国や北朝鮮の覇権の拡大は、我が国のみならずアジア諸国の平和と安定を脅かす深刻な脅威となっています。
日本国憲法の前文には、「(前略)平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。」と述べられていますが、南シナ海に不当な人工島を造ってアジア諸国の平和を脅かし、我が国に対しても小笠原近海や尖閣列島などで不当な侵犯を繰り返してきた中国や、たび重なる核実験や我が国に向けたミサイル発射実験を繰り返してきた北朝鮮は、「平和を愛する諸国」とは言えないと思います。
いま、我が国の安全が確実に脅かされつつあります。
自分の国を守る抑止力は、不可欠です。
安全保障関連法の施行で同盟諸国との関係が強化され、戦争を未然に防ぐことがよりいっそう可能となりましたが、これからも、安全保障に関する関連法のいっそうの強化が必要です。
戦後日本は、憲法9条の制約下にあって、難解な憲法解釈を積み重ねることで、国際情勢の変化に対応してきましたが、それにはやはり限界があります。
そもそも日本国憲法は、戦後、GHQにより押し付けられたものにほかなりません。
わが党は立党直後の2009年6月、「新・日本国憲法 試案」を世に問い、新たな憲法制定の必要性を訴えてきました。
日本人自らの手で憲法を創り直すことで、「戦後」に終止符を打ち、真の独立国家としての新生を図るべきと考えます。
憲法を守って国が滅びることがあっては断じてなりません。
今こそ、国民の生命と財産を守り、子供たちに平和で豊かな日本の国を残してあげるためにも、憲法、特に9条の改正は急務です。
【参考】 新・日本国憲法 試案
https://hr-party.jp/policy/constitution/