令和5年12月29日。大納会関連のニュース。

◦日経平均、2023年の終値3万3464円 年間で7369円高 2023年12月29日 15:02 (2023年12月29日 15:39更新)

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB291980Z21C23A2000000/

◦23年の日経平均3割高 東証・バフェット氏・M&Aが推進力 2023年12月29日 17:00

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB279XO0X21C23A2000000/

◦時価総額10兆円超の日本企業、最多の10社 2023年末 2023年12月29日 20:35

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC290VA0Z21C23A2000000/

◦「日経平均4万円」に現実味 株高持続、分水嶺の24年へ 2023年12月29日 16:53

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB2906C0Z21C23A2000000/

 

 

今年は上場廃止(MBO等)の多い年だった。保有銘柄だと、1月のりらいあコミュニケーションを皮切りに、PCデポ、東芝、キョウデン、MICS化学、寺岡製作所、JSR、シミック、ベネッセ、ジャパンベストレスキューシステム、SERIOホールディングス、大正製薬の12銘柄が上場廃止になった。MICS化学やSERIOは上場企業同士の再編なので、売却したお金で買収者の中本パックス、センコーグループを買う。

 

一方、株式分割を発表した会社も多かった。保有銘柄だと、信越化学、バンダイナムコ、東京エレクトロン、ジャパンクラフトホールディングス、香陵住販、壽屋、ニーズウェル、綜合警備保障、NTT、アドバンテスト、村田製作所、松屋アールアンドディ、ローム、デンソー、本田技研、マブチモーター、JR東海、燦ホールディングス、元気寿司、京セラ、キッコーマン、JR西日本、三菱商事、ヤマハ発動機、フォーラムエンジニアリング、森永製菓、出光興産、セブンアンドアイ、日清食品、スズキ、日本触媒と計31銘柄が発表した。

 

今年は「勝ち組」と「負け組」が株式分割とMBOというわかりやすい形で表面化した年だったのだろう。「株式分割=市場に残り戦う意思表示」との認識で、今年分割された銘柄を応援の気持ちも込めて少しだけ新規で数銘柄を買った。分割された時点で株価は高くなっている会社が多いが、下がれば買い増しというスタンスでいこうと思う。

 

保有株の評価額はそこそこ増えた。ここ15年ほど毎年増え続けていた評価額が、昨年初めて減少に転じがっかりしていたのだが、今年はその分も跳ね返し一気に上昇に転じた(そうはいっても昨年の大納会から30%ほどの上昇だが)。保有銘柄を極度に分散しているので、どの銘柄が牽引したのかはわからない。日経平均が大幅高しているので、たぶん保有株も全体的に上がったのだろう。年間数億増えるのは、今年の1月頃に話題になった「ボラの大量発生」の如くに極めて珍しい。まさに珍事といえる。ボラ同様に来年はもう来ないと思うが、再来を密かに期待している。